台北から台湾西側を通り、南部の高雄までを結びます。利用者も大変多い区間で多客時には自強号の指定券は軒並み売り切れ、列車はデッキまで人があふれるくらいの混雑ぶりを見せます。競合する航路や高速バスも多く存在し、現在日本と同じ規格による新幹線も並行する区間です。
西部幹線 台北-彰化 188.3km |
台北たいぺいtáibĕi基隆を起点とする西部幹線の途中ではあるが、実質的には高雄方面へと向かう路線の起点。但し列車は一つ隣の松山から出発するものが多い。
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萬華わんふぁwànhuā台北の次の駅。初めて訪れた時は路線は地上にあったが、台北と同じく地下化工事の真っ最中だった。 |
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建設中の新駅舎地下化された時に使用される新駅舎。京成電鉄「公津の杜」駅にイメージが近いという意見有り。現在はこの駅が萬華駅となっている。 |
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板橋ばんちゃおbănciáoここも地下駅で台湾高鉄(新幹線)、MRTとの乗換可能な主要駅。優等列車もほぼ全てが停車する。
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板橋駅駅名標なぜか毛筆書体で力強く書かれた(?)駅名標。 |
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桃園たおゆぇんtáoyuán桃園国際空港からは台北よりもこの駅の方が近く、空港からこの駅へ出るバスもある。私が初めて台湾旅行で訪れた駅で、以後も何度か空港からこの駅へと向かうバスのお世話になっている。
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駅に停まる平快列車ドアが手動の旧型客車だが長大編成。普通列車もしくは「平快」と呼ばれ、台湾ではこの手の列車は当時多く残っていて、日本ではまず見られないそのスタイルに初めて見た時には衝撃を隠せなかった。 |
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平快列車の車内転換クロスシートだがさすがに車内は古ぼけていた。 |
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中壢ちょんりぃjhōnglì※壢は「土」のへんに「歴」と書きます |
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新竹しんちゅうxīnzhúビーフンで有名な街。ここから内陸に向かって内湾線が延びている。写真は新竹駅で発車待ちする内湾線の列車。この内湾線の途中駅となっている竹中の方が元々は街の中心だったようだ。
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竹南ちゅうなんzhúnánこの駅より西部幹線は海線と山線の二手に分かれて南へ進む。優等列車は台中がある山線周りの方が本数が多い。この写真は先行列車が踏切事故を起こして立ち往生してしまったため、竹南で運転見合わせとなった列車から降りてホームで撮ったもの。
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後龍ほうろんhòulóng海線周りの路線の途中駅。ホームから駅舎までは踏切で横断。 |
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台中港たいちゅんかんtáizhōnggāng貨物列車の姿があった。駅から港の方へさりげなく引き込み線がのびているのを見逃さず(笑)写真に納める。 |
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清水ちんすいqīngshuĭ台湾には日本にもある駅名と同じ名前の駅がいくつかある。この清水駅もその一つだが、もちろん読みは全然違う。 |
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彰化つぁんふぁzhānghuà二手に分かれた山線と海線がここで再び合流する。さらに彰化の手前で海線と山線をつなぐ短絡線もあり、1日何本かの列車がその路線を経由する。
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海線・山線の路線図彰化で見かけた海線と山線の部分だけの路線図。竹南から彰化まで二手に分かれているほか、彰化の手前の追分と成功を結ぶ短絡線もしっかり書かれている。 |
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