熊本駅前方面の路線の起点は熊本駅前ではなくて、その600メートル先の田崎橋。路面電車の起点がＪＲ駅のちょっと先というのは珍しい。18年前に訪問した時には道路の真ん中にあった停留所が、歩道と車道の間に移設されていた。

熊本合同庁舎の前、車道と歩道の間に設けられている停留場。車道を渡らずにホームへ行ける構造になっている。

ＪＲ熊本駅前の広場と直結してホームが設けられている。ＪＲの駅から停留所までは大きな屋根づたいに行く事が可能。

乗換(JR)	九州新幹線（熊本駅）・鹿児島本線（博多－八代）（熊本駅）・豊肥本線（熊本駅）・三角線（熊本駅）
乗換(バス)	バスで熊本空港へ

熊本駅前のひとつ隣、坪井川にかかる橋と同じ名前の停留所。橋の名前も停留所名も「祗園橋」ではなく「祇園橋」が正式表記らしい。

交差点を大きく右へ曲がる辺りにある停留所。

こちらはもう一方の起点となる上熊本駅前。ＪＲ鹿児島本線や熊本電鉄と接続している。

乗換(JR)	鹿児島本線（博多－八代）（上熊本駅）
乗換(私鉄)	熊本電鉄菊池線（上熊本－北熊本）（上熊本駅）

停留所の近辺で、熊本市電としては唯一専用軌道を走る区間がある。

熊本・上熊本駅前方面から来た２つの路線が合流。近所には熊本市内各地や熊本空港などへの拠点となるバスターミナル（熊本交通センター）もある。

以前は「市役所前」というシンプルな停留所名だったが、2011年3月に堀を挟んでそびえ立つお城の名前が停留所名に加わった。実際熊本城へはこの停留場からが一番近い。

ショッピング街の真っ只中の停留所。停留所を降りて信号を渡ったところにアーケードがあった。

2002年4月に電報局前から今の名前に改称。

名前の通り熊本市交通局の庁舎があり、留置線への引込み線と折り返し線がある。

ＪＲ豊肥本線との乗換駅。以前はここにはＪＲの駅は無く停留所名も水前寺駅通だったが、1988年3月にＪＲの駅が出来て、市電の方は2011年に現在の名前に改称。停留所のホームとＪＲの駅へ続く歩道橋が階段で直結している。

まっすぐ伸びる県道上にある停留所。熊本空港から熊本駅に向かうバスの中から撮影。

名前の通り、水前寺公園の最寄りの停留所。

歩道から停留場に向けて階段が設置されているのが特徴的。

レトロな雰囲気の電車が到着。訪問時は「動植物園前」という名前だったが停留所を降りても動植物園らしきものは何も見あたらない。実際歩くと600メートルほどの距離があり、さすがに名前が実を表していないと判断されたのか2011年3月1日に「動植物園入口」という名前に改称されたようだ。

熊本駅前よりおよそ９キロを走ってきた路面電車の終点。すぐそばに商店街があった。