とさでん交通 

伊野線

はりまや橋-伊野

 11.2km)

はりまや橋から高知の西にある伊野までを結びます。高知市街の大通りを走る複線から旧国道の片側を走る路面の単線、さらには国道脇の専用軌道と線路形態が次々と変わり、単線区間では対向電車とタブレットの受け渡しをするシーンも見られるという鉄ちゃんとしては見逃せない路線です。もちろん高知市内の観光にも利用できます。後免線と同様にJR土讃線に並行して走りますが、隣接区間が多いためかJRと乗り換え可能な停留場が多いのもポイントです。

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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伊野線  はりまや橋-伊野 11.2km

はりまや橋

はりまやばし

はりまや橋の交差点より西側は伊野線の区間となる。電車は基本的に後免線より直通するが、桟橋線に直通して高知駅前行きや桟橋通り方面行きの直通列車も存在し、高知方面へは複線の連絡線が敷かれている。

直通 とさでん交通 後免線とさでん交通 桟橋線
下車 はりまや橋へ

こちらは伊野線から桟橋通五丁目に直通する列車。直接右折する線路が無いので、一旦高知駅前方面に曲がってはりまや橋交差点を直進する。詳しくは下の動画を参照。

伊野方面から桟橋線へ

伊野方面から桟橋線へ直通する様子。直行できる線路が無いので、いったん高知方面に左折してその先にある渡り線で折り返し、さらにはりまや橋交差点を直進するという走行を行っていた。(2019/07/30)

夜のはりまや橋交差点

夕食を取りにはりまや橋付近を散策してついでに撮った写真。路面電車を流し撮りすると、結構なスピードで夜の街を疾走しているように見える。

堀詰

ほりづめ

大通りの真ん中に対向式のホームを構える。かつては桟橋線の起点だったこともあるそうで。

大橋通

おおはしどおり

停留所の先が芝生敷きになっている。2007年の時(小写真)はもっと芝生が青々していたようだが、少しくたびれた感が。

高知城前

こうちじょうまえ

高知城への最寄り駅。高知城へはこちらから歩いて5分ほど。

下車 高知城へ

県庁前

けんちょうまえ

県庁と高知市役所最寄り駅。停留所から県庁に向かう方向の間近に高知城の天守閣が見えるが、ここからまっすぐ高知城方向に歩いていくと、堀に行く手を阻まれる。

グランド通

グランドどおり

「グランド通」とは上下線の停留場の間を横切る通りの名称。この通りを南方向に進んで鏡川を渡るとかつては高知市営グランドだった高知市総合運動場に到着する。

枡形

ますがた

停留所の伊野方面に渡り線があり、一部ここで折り返す電車がある。

上町一丁目

かみまちいっちょうめ

ここから上町シリーズが4つ続く。上町一丁目は「坂本龍馬誕生地前」の副名称が付く。

上町二丁目

かみまちにちょうめ

続いて二丁目。実際は二丁目と三丁目を隔てる交差点上にある。

上町四丁目

かみまちよんちょうめ

三丁目を飛ばして四丁目。二丁目から四丁目の停留所間も200メートルしかなく、三丁目を作る距離が無かったのか。

上町五丁目

かみまちごちょうめ

上町シリーズ最後の五丁目。ここにも渡り線があって折り返しの電車もある。

旭町一丁目

あさひまちいっちょうめ

上町シリーズが終わって「旭」の名前が付く停留場が3つ続く。両側の道路の幅が少し狭くなる。

旭駅前通

あさひえきまえどおり

JR土讃線の旭駅から伸びる駅前通りと交差。旭駅へは駅前通りを北方向に歩いて300メートルほど。

乗換(JR) 土讃線(高知-窪川)(旭駅)

旭町三丁目

あさひまちさんちょうめ

二丁目を飛ばして三丁目へ。二丁目は多分「旭駅前通」のあたり。

蛍橋

ほたるばし

停留所の先に車庫への引き込み線がある。

路線の南側にある蛍橋の車庫。規模は小さいが現在も使われている様子。

鏡川橋

かがみがわばし

伊野線の複線区間はここまで。この停留場止まりの電車が多く、降車専用のホームも設けられている。停留場の先にある北側に延びる通りを300メートルほど歩くと、1986年に開業したJR土讃線の高知商業前駅に行ける。

乗換(JR) 土讃線(高知-窪川)(高知商業前駅)

鏡川橋停留場に停まるアンパンマン電車。ピースをしているアンパンマンの隣に行先の「ごめん」が。

停留場そばにある、電車・バスの待合室

ここから単線

鏡川橋停留所を出ると単線となり伊野を目指す。単線区間を行くハートラム。

鏡川を渡る

鏡川に架かる橋を渡る。車道の上下線の間を単線の路線が行く。

そして鏡川を渡った鴨部側、歩道橋があったので、その上より鴨部方面からやってきて(小写真)鏡川を渡る電車を撮影。

そして、これまでの市街地の大通りを走る路面電車の姿から一転、狭い旧国道の走行区間が始まる。

鴨部

かもべ

片側1車線しかない旧国道を走る。電車は道路の片側を相互通行し停留所は道路にペイント書き。伊野方面に向かう電車は道路右側を走ることになるので、向かってくる車は一体何処を走っていいんだか一瞬わからなくなりそう。小写真は2007年の鴨部停留場。2007年には停留場の隣にあった薬局が姿を消している?

鴨部付近を走る電車を真夏の道路の路肩から撮影。

市場前信号所
いちばまえ

鴨部停留場のすぐ先にある電車の交換場所。高知銀行の目の前でホームらしきものもあるが、ここでは乗車できない。

電車の来ない時に交換場所のそばまで行ってみる。「軌道敷スベル」の注意表記が印象的。

2007年訪問時の市場前信号場。この時は乗った電車の最後尾から撮影。ここで上下電車の行き違いが行われていた。

市場前信号場付近を走る電車

鴨部・市場前付近を走る電車を撮影。旧国道の幅の狭い道を走り抜けていく路面電車の姿を撮りたいと思い、夏の燃えるような暑さの中で待っていたら、萌えるような電車が走り抜けていった。(2019/07/30)

曙町東町

あけぼのちょうひがしまち

複線区間の終わりの鏡川橋でもなく、高知市の終わりの構内でもなく、何故か曙町の手前のこの停留場がとさでんフリー切符の500円券のエリアの終点。1000円券なら終点の伊野まで乗車可能。

曙町

あけぼのちょう

曙町手前よりやや道幅が広がり、走行場所が道路中央に変わる。プラットフォームを作るスペースはまだ無いので、停留場は相変わらず白線に緑色のエリアが描かれているのみ。

鴨部から曙町へ

鴨部付近から曙町に至る区間の前方展望。伊野方面行きの電車は必然的に右側通行となり、前方から来る車が電車の前で避けていくというちょっとスリリングな光景が見られた。(2019/07/30)

朝倉

あさくら

市場前信号場に続く列車交換可能場所。はりまや橋方面行きの電車と交換する。

はりまや橋方面の電車より受け取ったタブレットが登場。タブレットと言っても鉄道の保安に利用される通行票であって、通信端末ではない(笑)。

1989年に撮影した朝倉停留場。この時は車の交通量も多く、そんな中、幅の狭い道の片側に寄った場所を走行する様子がただ驚きだった。

朝倉駅前

あさくらえきまえ

JR土讃線の朝倉駅から200メートルくらい離れた場所にある駅。はりまや橋方面から来ると、この停留所を出た先でJR朝倉駅が見えてくる。

乗換(JR) 土讃線(高知-窪川)(朝倉駅)

朝倉駅前から県道386号線を斜めに横切って道路の北側へと出る。

そして後免町側の路線と同じ、県道の脇の半専用軌道上を走る。単線は終点まで続く。

朝倉神社前

あさくらじんじゃまえ

鏡川橋以来のプラットフォームがある停留場。ただし屋根があるのははりまや橋方面だけで、伊野方面ホームは道路と線路の間にアスファルトが盛り上がっているだけ。停留場名の朝倉神社は停留場の北側の土讃線の踏切を越えた先にある。

宮の奥

みやのおく

さらに県道に並行して線路は続く。

咥内

こうない

この停留所の西側で土讃線と交差して土讃線の北側へと出る。高知市内の停留場はここまで。

宇治団地前

うじだんちまえ

ここから吾川郡いの町へ。郡部を走る路面電車は全国でもここだけとか。スペースに余裕が出てきて伊野方面ホームも防護柵付きのプラットフォームがある。また、壁で囲まれた待合室がある。

旧八代信号場

2007年訪問時に宇治団地前と八代通との間にあった電車交換可能な信号場。今はこの上空にパイパス道路が出来たため、電車交換場所が八代通と中山の間に移設されている。

八代通

やしろどおり

2017年に改修されており、出来たばかりのプラットフォームを構えていた。小写真は2007年訪問時の同停留場。

八代信号場
やしろ

2014年に宇治団地前-八代通間より引っ越してきた電車行き違い場所。詰所から立ち合いの係員が現れて、対向電車のハートラムとタブレットを交換。

どっちもタブレット

列車通票と携帯通信端末、タブレット同士の奇跡のコラボ(笑)。

中山

なかやま

伊野方面のホームが再び白と緑のペイント描きのみに戻る。そこで電車を待っている人が一人。

枝川

えだがわ

100メートルほど離れてJR土讃線の枝川駅がある。乗り換えで利用する人はあまりいなさそう。

乗換(JR) 土讃線(高知-窪川)

伊野商業前

いのしょうぎょうまえ

停留場名になっている伊野商業高校は停留場の北側にある。伊野方面ホームは2017年に新設され真新しさが目立っていた。小写真の方は2007年、まだ伊野方面ホームが無かったころの停留場。

北内

きたうち

ショッピングセンターの開業に合わせて2007年に開業。一つ手前の伊野商業前停留場とは100メートルしか離れていない。小写真の方の停留場の奥に写る歩道橋が、伊野商業前停留場がある場所である。

北山

きたやま

枝川から道路を挟んで並走していたJR土讃線と、この辺りで別れていく。

鳴谷

なるたに

北山を出てJRと別れるあたりから、国道と側道に挟まれた場所を走行。その途中に鳴谷停留場がある。

国道と側道に挟まれて直進する線路の先に、伊野駅前停留所とさらにそのすぐ先に終点の伊野停留場が見えてくる。国道194号線は伊野駅前で南側に分かれていく。

伊野駅前

いのえきまえ

JR土讃線伊野駅との乗換駅。JRの駅はここから南に延びる駅前通りを100メートルほど歩いて行った先にある。

乗換(JR) 土讃線(高知-窪川)(伊野駅)

伊野駅前停留場をはりまや橋方面に向かって撮影。少々見づらいが横断歩道の先にある緑にペイントされた部分が伊野行き電車の降車位置。

伊野

いの

伊野駅前停留所を過ぎるとすぐに終点の伊野に到着。はりまや橋からここまで所要時間は1時間近くかかる。隣の伊野駅前停留場とは営業キロ200メートルだが見た感じ100メートルくらいしか離れていないような・・・。2019年に訪れたら木造民家風の専用駅舎が出来ていてちょっと感動。

2007年の伊野停留場

2007年に訪れた時の伊野停留所と改築前の駅舎。駅で分岐する線路は今も健在だが、道路側の線に電車が停まったのを見たことが無い。

留置線跡

伊野駅手前から伸びる留置線。もう電車の留置線としては使われてなく、分岐線は本線と切られていて、駐車場と化していた。

2007年訪問時はまだ線路はつながっていたが、電車の留置に使われていたかどうかは分からず。この時すでに駐車場も兼ねていた。

さらに1989年4月にさかのぼると、この頃は車庫専用の敷地で舗装はされておらず、右側に使われなくなった車両が放置されていた。






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