岡山電気軌道 

東山本線

岡山駅前-東山・おかでんミュージアム駅

 3.1km)

岡山駅前から東へ。岡山市街を走り抜けて旭川を渡り、東山・おかでんミュージアム駅までを結ぶ路線です。「東山線」とも呼ばれます。

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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東山本線 岡山駅前-東山・おかでんミュージアム駅 3.1km

清輝橋線からの乗り入れ区間 岡山駅前-柳川 0.5km

岡山駅前

おかやまえきまえ 【H01】

岡山駅前から東に延びる駅前大通り上に停留場がある。東山本線・清輝橋線両方の電車がここから発着。岡山駅からやや離れていることもあり、駅の広場まで路線を延ばす計画があるらしい。

乗換(JR) 山陽本線(上郡-岡山)(岡山駅)山陽本線(岡山-福山)(岡山駅)山陽新幹線(岡山駅)伯備線(岡山駅)赤穂線(播州赤穂-岡山)(岡山駅)宇野線(岡山駅)吉備線(岡山駅)津山線(岡山駅)瀬戸大橋線(岡山駅)
乗換(私鉄) 岡山電気軌道清輝橋線
乗換(バス) バスで岡山空港へ

クロスポイントの向こうの降車ホーム

クロスポイントを挟んで、乗車用と降車用ホームに分かれているのが特徴。大きなクロスポイントが目をひく。

降車ホームに停車中の電車。

大通りの歩道から見た岡山駅前停留場。

運賃案内

岡山電気軌道の電車の運賃表。東山本線は県庁前までなら100円、終点まで乗っても140円という運賃は2021年現在も変わらず。

1988年の岡山駅前停留場

1988年訪問時の岡山駅前停留場の写真。この時は降車ホームより乗車ホームで出発を待つ電車を撮影していた。ホームの間にある大きなクロスポイントはこの時から変わらず。

岡山駅前を後にする

岡山駅前を出発し、JR岡山駅から遠ざかるようにして電車は東へ進む。写真は東山に向けて走る電車の最後尾より撮影。

西川緑道公園

にしがわりょくどうこうえん 【H02】

岡山駅前から続く大通りの途中にある停留場。訪問当時はシンプルに西川という停留場名だったが、2008年に改称。名前となった公園は停留場の手前で渡る川沿いに広がっている。

柳川

やながわ 【H03】

ここで東山本線と清輝橋線の路線が二手に分かれる。東山本線の方は次の停留場まで引き続き東へと直進する。

乗換(私鉄) 岡山電気軌道清輝橋線

城下

しろした 【H04】

ここから500-600メートルほど離れているが、岡山城への最寄り駅。路線はここから南へと進路が変わり、清輝橋線とは400メートルほど離れて並行するような形となる。写真は東山からの折り返しでここまで乗車してきた低床車両「MOMO」。

そしてMOMOは岡山駅に向かって去っていくのであった。

岡山城

城下停留場から旭川沿いの道を歩いて到着。付近一帯は烏城公園となっている。天守は空襲にて焼失したが1966年に再建されている。

旭川に架かる月見橋。橋を渡ると岡山後楽園に行ける。

きび団子

折角岡山に来たのできび団子をと思い、岡山後楽園にあったお茶屋さんできび団子と抹茶を頂くの図。黍団子ではなくて「吉備団子」と表記するのね。

岡山城への散策途中に見かけた何故か頭にヒマワリを付けた犬。

県庁通りへ

再び東山本線に戻り、城下から南下して次は県庁通りへ。

県庁通り

けんちょうどおり 【H05】

急に古い写真になるが1988年に訪問した時の県庁通り停留場付近。停留場名はあくまで「県庁通り」であって、岡山県庁へはここから東へ400メートルほど歩く。

そして県庁通り停留場に降りた時に訪れた喫茶店ニルス。2003年になって訪れた時には別の店に変わっていた。

西大寺町

さいだいじちょう 【H06】
旭川を渡る

西大寺町を過ぎ、旭川を渡って対岸へと行く。

小橋

こばし 【H07】

旭川を渡って狭い道に入る。ここと次の中納言の2つの停留場は安全地帯が無く、道路上に緑で塗られた区画しか用意されていない。少し離れた歩道には屋根付きの待機場が設けられていた。西大寺町からここまでは間に川を挟むこともあって600メートルほどの道のりがあったが、次の中納言までは100メートルしか離れていない。

中納言

ちゅうなごん 【H08】

小橋と同じく安全地帯の無い停留場。この停留場の先でカーブして、路線は南に向かっている。

1991年に撮影していた中納言(手前)と小橋(奥)の停留場が続く道。

門田屋敷

かどたやしき 【H09】

国道250号に出たあと、県道28号に入ってすぐのところにある大通り上にある停留場。かつてはこの辺りから海に向かって敷かれていた鉄道があったようで。

最後の一区間は通りの真ん中を東へまっすぐ向かう。

東山・おかでんミュージアム駅

ひがしやま・おかでんミュージアムえき 【H10】

東山本線終点。訪問当時は「東山」とシンプルな停留場名であったが、2017年に今の名前に改称。停留場名に「駅」がつくというちょっと変わった名称になっている。さらに駅名標や時刻表には「東山・おかでんチャギントンミュージアム駅」と記載されているとか。

MOMO登場

2003年訪問時、東山に来た後にようやく巡り合った9200形電車の「MOMO」。東山からの帰り、城下停留場までこれに乗って移動した。

引き上げ線で待機中のMOMO。

車内で撮影したMOMOの銘板。日本鉄道賞(小写真)も受賞しているようだ。

MOMOの車内と運転台(小写真)。今では割と各地で見かける低床車両も当時は個人的にはあまりなじみが無かったので、ボックスシートもある連接車両の車内に興味深々だった。

おかでんの車庫

終点・東山の先はさらに線路が延びて南北に分かれ、どちらも車庫へと続いていた。

南側の車庫は複線の線路がそのまま続いている。車両工場のような雰囲気で、岡山電気軌道の本社もここにある。今はおかでんミュージアムにもなっているらしい。

北側の車庫は車の駐車場と同居しているような感じ。

1991年の東山停留場

1991年訪問当時の東山停留場。この時がここへの初訪問だった。

1991年訪問時にも南北の車庫はしっかり写真に収めている。この頃は前面2枚窓の電車が割と多くあった。

東山公園と玉井宮東照宮

東山停留場の東側にある公園と神社。写真は玉井宮東照宮の二の鳥居。

高台にある東山公園からは、東山停留場から発着する電車を眺めることが出来た。

同じく公園から見える北側の電車車庫。






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