★1997年10月1日廃止
66.7‰という国鉄(JR)最大の急勾配を誇っていた碓氷峠越えの区間。昔はアプト式機関車で、その後はEF63形電気機関車により補助されながら列車が走っていました。長野新幹線開業と共に廃止となりましたが、今でも多くの遺構が残っています。
信越本線 横川-軽井沢 11.2km |
横川よこかわ廃止後1年ほど経った時に訪れた横川駅の構内。まだ碓氷峠鉄道文化むらが建設される前で、軽井沢へ延びる線路がそのまま残されていた。
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碓氷峠区間廃止直前の7月に訪れた時の写真。横川駅で発車を待つ特急あさま号。 |
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EF63が留置されている横川駅併設の機関車庫(横川運転区)。現在ここに鉄道文化むらが造られている。 |
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碓氷峠を下りてきて横川駅に到着する列車。 |
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丸山変電所跡1996年訪問時に撮影。丸山変電所跡辺りの写真。 |
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そして丸山変電所付近を走行中していく特急あさま号。 |
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勾配標66.7という数字が見える勾配標。機関車の補助無しでは越えられない急勾配区間といってもあくまで鉄道にとっての話。人の目には実際それほどの急坂には見えなかったりする。 |
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旧線のトンネル碓氷峠の区間にはアプト式機関車時代の旧線とEF63機関車になってからの新線があり、こちらは旧線の途中にある第2トンネル。半分は土に埋まっている状態だった。 |
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こちらも旧線区間、発掘されていたトンネル。 |
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碓氷湖めがね橋より1キロほど横川寄りの国道18号沿いあった湖。 |
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めがね橋正式名は碓氷第三橋梁。旧線区間の途中にある橋で、現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模。1993年には「碓氷峠鉄道施設」として重要文化財に指定されている。不定期だが横川駅よりここまでのバスの便がある。現在では橋の上が遊歩道になっている。 |
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めがね橋に近いところに架かる新線の新碓氷川橋梁。 |
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めがね橋の袂に流れる碓氷川。小さな滝があった。 |
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熊ノ平信号場くまのだいら1986年、上りの急行軽井沢号に乗った際に車内から撮影。 |
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廃止1年前に訪れた時の熊ノ平信号場。上り列車がトンネルから現れた。 |
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そしてこちらが廃止後に訪れた時の熊ノ平信号場。レールは全てそのまま残っていた。 |
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軽井沢かるいざわ碓氷峠通過を前にして、電気機関車EF63を先頭に連結する急行軽井沢号の上り列車。信越本線時代には毎日見られた光景だったはず。
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ここからは碓氷峠区間廃止1年前に訪れた時の写真。軽井沢駅付近を走行する特急あさま号。 |
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おなじく軽井沢駅付近を走る臨時快速列車。 |
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既に新幹線の駅もほぼ完成していた軽井沢駅。色は違うが今のしなの鉄道と同じ車両の普通列車が停車中。 |
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特急・普通・電気機関車が並ぶ光景。 |
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