1997年の北陸新幹線(当時は長野新幹線)開通に伴い、廃止になった信越本線・横川-軽井沢の一部区間を利用して造られた路線です。横川運転区跡地に出来た「碓氷峠鉄道文化むら」の施設の一部という扱いなので一般の鉄道路線ではありませんが、いつか軽井沢までの復活をも期待させる終点まで堂々2.6kmのトロッコ鉄道を形成しています。
関連路線 信越本線(横川-軽井沢)【1997年廃止】
碓氷峠鉄道文化むらシェルパくん ぶんかむら-とうげのゆ 2.6km |
ぶんかむらトロッコ鉄道ぶんかむら駅は、名前の通り碓氷峠鉄道文化むらの敷地の一角に駅を構えている。週末や夏期休暇時に限って運行。列車の発車間際以外は駅はひっそりとしていた。トロッコ列車を牽引(というか推進)するのは「TMC500A」という元は碓氷峠の保線用として製造されたディーゼル機関車。
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駅名標ぶんかむら駅駅名標。正式な表記、という言い方が適切なのか分からないが、3つある駅名は全てひらがな表記になるようだ。 |
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トロッコ列車車内トロッコの出発時刻が近づくと何処からともなく乗客が集まり、トロッコ駅前は大賑わいに。そしてホームに上がってトロッコ列車の車内へ。座席は短距離なこともあって板張り。2両編成の客車は立ち席も出るほどの混雑ぶりだった。 |
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ぶんかむら駅出発そしてトロッコはぶんかむらを駅出発。機関車は常に坂の下から客車を支える位置に付くので、往路はトロッコから前方の展望がばっちり眺められる。 |
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駅を出ると鉄道文化むら敷地の横を走り、園内周回運転のアプトくんの線路と並走する。 |
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そして鉄道文化むら内の引込み線と合流。 |
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鉄道文化むらで静態保存されている車両を背後に眺めつつ、鉄道文化むらを後にして碓氷峠に差し掛かる。 |
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トロッコ・シェルパくん用に残された旧下り線と、線路はそのまま残されアスファルトで固められて遊歩道になった上り線がまっすぐ続く区間。上空を上信越自動車道が通る。 |
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線路と遊歩道がずっと並走し、前方に丸山変電所の建物が見えてくると間もなく「まるやま駅」に到着。 |
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まるやま旧・丸山変電所の建物の目の前に設置されたシェルパくん唯一の途中駅。以前は廃墟と化していた丸山変電所の建物が、見違えるほど綺麗に整備されていた。列車はここで少しの間停車するので駅の外に出て写真を撮る事が出来る。 |
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ぶんかむら駅方向を臨む。 |
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トロッコ列車のホームと丸山変電所の建物の間を通過する線路がアスファルトに埋め込まれた遊歩道。 |
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旧・丸山変電所駅の目の前にある丸山変電所の建物。国指定重要文化財として建物が修復されて前には芝生が植えられ、案内板も設置されて観光スポットとなっていた。 |
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とうげのゆ方面へまるやま駅からさらにとうげのゆ駅方面に線路は続く。 |
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引き続きトロッコ線と遊歩道として生まれ変わった旧・信越本線の線路は続く。遊歩道はもちろん鉄橋の上も舗装されている。 |
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若干下り線の方が高いところを走る辺り。そして66パーミルの急勾配が続く。 |
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そして進行方向左側に峠の湯の建物が見えてくると、間もなくとうげのゆ駅に到着する。 |
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遊歩道の方はとうげのゆ駅付近で旧線へと進路を取り、めがね橋を目指して更に進んでいる。線路がアスファルトで固められているのはここまで。その先は草が生い茂るに任せられている線路が続いている。 |
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まるやま駅から1キロ、新線と旧線が分岐する辺りでトロッコ列車の線路も旧信越本線から分岐して新設された引込線を進み、終点のとうげのゆ駅へと向かう。廃線となってる線路から分岐するのに線路を無造作にはがしたりせずに、きちんとポイントが設けているのに感心するところ。 |
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進行方向右手に分かれていく旧・信越本線。軽井沢方面へ線路がそのまま残っているが、この先もトロッコが走る日が来るのかは興味深いところ。 |
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カーブを描く線路の先に行き止まりのホームが見える。 |
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とうげのゆとうげのゆ駅は屋根の無い行き止まりホーム。駅の目の前に駅名になった「峠の湯」がある。 |
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とうげのゆ駅に停車中のトロッコ。 |
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ぶんかむら駅方面側に付いている機関車。峠の湯からの帰りは機関車が先頭になる。 |
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とうげのゆ駅の駅名標。 |
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まるやま駅方面に延びる線路と、旧・信越本線の線路 |
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トロッコ列車出発折り返しぶんかむら駅目指して出発するトロッコ列車。峠の湯の休憩所から撮影。 |
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めがね橋方面に続く遊歩道旧・信越本線上り線から旧線に移った遊歩道は、駅と峠の湯の建物の間を通ってめがね橋方面へと続いていた。 |
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峠の湯トロッコ列車の駅前にある温泉施設。折り返しの列車に乗るまでの間、露天風呂への入浴や食事などをしてのんびりと過ごす事が出来る。 |
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峠の湯の2階の食堂では「峠の釜めし」を食べることが出来る。さらにミニ釜に入ったプリンのデザートなんかもあった。 |
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