碓氷峠鉄道文化むら

群馬県安中市松井田町

信越本線の終点・横川駅のすぐそば、横川運転区の跡地に造られた鉄道専門の博物館。園内には時代を反映するさまざまな車両が展示されている他、1週800メートルのミニ鉄道や電気機関車の運転体験など実際に乗って楽しめるものも多く用意されています。

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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碓氷鉄道文化むら

碓氷峠鉄道文化むら入口

横川駅から歩いてすぐのところに入園口がある。横川駅から鉄道文化むらの入園口まで、展示車両搬入に使ったと思われる線路が蓋をされて残されていた。園内に入ってすぐのところにあるめがね橋を模したと思われるアーチ橋は、園内周回鉄道の通り道。

移動 JR信越本線横川駅へ碓氷峠鉄道文化むら・シェルパくん(ぶんかむら駅)へ

アーチ橋をくぐった先に広がるシンボル広場と呼ばれるメイン広場。正面の元機関庫が目を引く。

鉄道展示館

元・検修庫を利用した展示館。機関車を中心とした車両が展示されている。

EF62がいた。信越本線で活躍した機関車だが、この機関車も碓氷峠ではEF63の補助が必要だったらしい。

アプト式機関車ED42がいた。碓氷峠を走っていた初代機関車。

保線用車両も展示されていた。

展示館の機関車の運転席より、メイン会場方面を撮影。

展示室の北側。屋外に展示されているモスグリーンの特急列車の向こうを園内周回鉄道の「アプトくん」が通り過ぎて行く。

ラックレール

園内に敷かれるレールの短い区間に設置されていたアプト式機関車用のラックレール。碓氷峠の歴史を語るには欠かせないものであるが、現在は現役のものを大井川鉄道でも見ることが出来る。

屋外展示館

屋内展示場のさらに奥には、広い敷地のもとでさまざまな車両が展示されている屋外展示場がある。

ラッセル車となぜか「日本海」のヘッドマークをつけたディーゼル機関車が並ぶ。

ディーゼルカーや工事用車両の操重車や客車などが展示。何となくまとまりが無い。

銀河鉄道999のヘッドマークをつけた蒸気機関車。

ラッセル車。

ミニ鉄道「アプトくん」

ミニ鉄道「アプトくん」

線路幅610mmの本物さながらの園内周回鉄道。大井川鉄道井川線を彷彿とさせる小ぶりな車両で、1周約800mと結構乗りでがある。名前はアプトくんでも特にアプト式の機関車が走っているわけではない。

アプトくんの客車。ちなみにこちらは上記の写真から6年後に訪れた時のもので、その間に駅のホームに屋根がついたらしい。

車内はボックスシートだが車両が小さいため2列×1列の座席になっている。

客車の最後尾、連結器の部分。

駅を出発し、800メートルの周回運転がスタート。ちなみにこれは、客車の最後尾から撮った写真。

鉄道文化むらの脇を通る国道18号線を眺めつつ、園内の南側を走行。

そして入園の際に目にしたアーチ橋に差しかかる。これ以降の写真も列車最後尾から撮った写真。

アーチ橋走行中の列車からの眺め。こちらは横川駅方面の景色。

おなじくアーチ橋からの眺め。こちらは鉄道文化むら園内の眺め。

アーチ橋を渡り終え、トロッコ列車のぶんかむら駅の斜め上空を通過しつつ、園内北側を走行。

鉄道文化むら北側では元・信越本線のレール1本を残して転用しているトロッコ列車及びEF63体験運転用の線路と並走する。軌間の異なる2本の線路が並ぶ。途中でプラットホームがある場所を通過。こちらで乗降の取り扱いをすることもあるのだろうか。

しばらく並走。

そしてEF63の姿を眺めつつ、元・信越本線の線路と分かれる

信越本線に代わって少し離れたところを周りを芝生で固められたミニSLの線路が並走。そして間もなく園内1周を終えて出発地の駅へ戻る。

「アプトくん」用と思われるターンテーブルが鉄道文化むら園内にあった。

ミニSL

ミニSL

トロッコ列車とミニ鉄道のほかに、模型のSLが牽引する5インチゲージのロコにも乗れる。普通の公園では主役的存在だが、何しろここでは周りが本物の鉄道ばかりなので、完全に脇役的存在。1周約300m

園内の通路を踏切で横切るミニSLの線路。回送列車が運転中。

ミニSLの踏切。さすが鉄道文化むらだけあって線路の踏切周りも本物さながらにしっかり造りこまれている。

ミニSLに乗って撮影した風景。




碓氷峠鉄道文化むら