福井鉄道 

福武線(軌道線)

(フェニックス田原町ライン)

赤十字前-田原町

 3.1km)

赤十字前の先で、専用軌道より併用軌道へと変わって福井市街の道路上を走ります。こちらでは福武線の軌道線区間を紹介。ちなみに写真は1998年当時のものですが、当時から今になるまでほぼ全部の停留場名が変わりました。

福武線赤十字前-田原町3.1km
福武線福井城址大名町-福井駅0.6km
↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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福武線 田原町-(福井駅)-商工会議所 2.5km

専用軌道から道路上へ

赤十字前駅より先で線路は道路上へと進路を取る。ここから軌道線(併用軌道)の区間が始まる。

商工会議所前

しょうこうかいぎしょまえ 【F19】

足羽山公園口

あすわやまこうえんぐち 【F20】

列車から撮影。当時は単に「公園口」という名前の停留場だった。福武線は軌道線区間の停留場名の変更も激しく、商工会議所前から田原町まで、1998年の訪問以後に福井駅も含めて実に田原町以外の全ての停留所名が変わっている。

足羽川

足羽山公園口から次の停留場までに間に渡る足羽川。ゴールデンウイークの訪問だったので、川べりには沢山の鯉のぼりが上げられていた。

旧・本町通り停留場
ほんまちどおり

当時「市役所前」だった福井城址大名町停留場から交差点を挟んで南側にあった停留場。市役所前停留場の補完的な意味もあったのか、武生方面行きにだけホームがあった。2002年7月に廃止となった。

福井城址大名町

ふくいじょうしだいみょうまち 【F22】

訪問当時「市役所前」という名前の停留場で、2018年3月に今の停留所名に改称。特に市役所が移転したというわけではなさそう。ここから一区間、福井駅に向かう路線が分岐している。当時も今も福井駅(前)から武生方面に運転する列車があり、一旦この停留場に停まってから、スイッチバックして武生方面へと向かう運転をしている。

ポイントを挟んで互い違いにホームが配置されている。写真の列車は武生方面から来て写真手前のホームに一旦停車し、折り返して福井駅方面へと進んでいった。停車時間中に運転席を覗いたら、ちょうど運転席の真横に来る柱にポイント切り替えスイッチがあるのが見えた。

田原町行きの列車が到着。

列車から撮影した市役所前停留場。この列車は福井駅から来てここで停まり、これからスイッチバックして武生方面へと向かうところ。

福井駅方面の路線が分岐する交差点

福井駅

ふくいえき 【F21】

当時は「福井駅前」停留場で、福井駅からやや離れた商店街の通り上に停留場があった。朝7時過ぎに停留場に来たら休日ということもあるせいか付近は閑散としていて、ここにホントに電車はやって来るのだろうかと不安になったがやがて列車が現れた。2両編成だったがに乗ったのは私1人で、そのまま発車。何だか私のために電車が迎えに来てくれた感じになった(笑)。 2016年3月に福井駅前までの延長を果たし、停留場名も「福井駅」に変わった。

乗換(JR) 北陸本線(福井駅)越美北線(福井駅)
乗換(私鉄) えちぜん鉄道勝山永平寺線(福井駅)えちぜん鉄道三国芦原線(福井駅)
ステップをどうぞ。

今では路面電車タイプの車両が主流になったようだが当時は一般鉄道と同じスタイルの列車。そのため、軌道線区間ではドアが開くと同時に写真のようなステップが現れていた。


市役所前から裁判所前(現在は仁愛女子高校)に向かう途中の景色を撮影。

仁愛女子高校

じんあいじょしこうこう 【F23】

田原町

たわらまち 【F24】

道路上の複線の線路上を進み、やがてえちぜん鉄道(当時は京福電鉄)の踏切の前で道路を外れて左に曲がると終点の田原町に到着。当時も京福電鉄の田原町駅のすぐ隣に停留場があって、線路も先でつながっているようだった。「京福電鉄から福井鉄道経由で福井駅前とか武生新方面へ電車を走らせたら面白そう」とか思っていたが、この訪問から18年後に本当に実現するとはね。

直通 えちぜん鉄道三国芦原線

田原町駅を出発して、武生方面へと向かう列車。

福井鉄道の田原町駅ホーム。当時は田原町手前までは複線だが、田原町ホームは単線だった。今は駅も複線になっていて、片側がえちぜん鉄道とつながっている構造になっているようだ。

田原町より道路上へと出る部分。


【宿泊宿リンク】

ビジネスホテル芽桜

福井と福井鉄道を旅行した時に1泊した宿です。当時は珍しく事前に宿を予約せずに現地まで来て、駅からの近さと値段の安さでこのホテルに決めたようです。






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