鹿児島駅前から鹿児島市街の中心部を通り、さらに中心部を抜けて谷山までを走る路線です。運転系統としては1系統が全区間、鹿児島駅前から高見馬場までを2系統が走ります。かつては市電の車庫も沿線にあり、車庫見学をさせていただいたこともありました。
第一期線 | 鹿児島駅前-武之橋 | 3.0km |
谷山線 | 武之橋-谷山 | 6.4km |
1系統 鹿児島駅前-谷山 9.4km |
2系統 鹿児島駅前-高見馬場 2.0km |
鹿児島駅前かごしまえきまえ 【I01/N01】1・2系統両方が発着する市電のターミナル。大きな屋根で覆われた3線の間にホームがあり、路面電車の停留場にしてはなかなか立派な造り。低床車と昔ながらのスタイルの電車が整然と並ぶ絵になる風景。
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鹿児島駅前より出発する谷山行き電車。隣の桜島桟橋通の停留場がすぐ近くに見える。 |
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カエルの傘車内に設置されていた貸し傘スペース。「必要な方はご自由にお使いください」と書かれており、返すのはどの電車でもよいとのこと。 |
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1990年の鹿児島駅前停留場1990年に初めて鹿児島を訪問した時の鹿児島駅前停留場。この当時は線路は2線だけだった。 |
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桜島桟橋通さくらじまさんばしどおり 【I02/N02】桜島フェリー乗り場が近い。フェリー乗り場は停留場から歩いて300メートルほど。 |
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すぐ近くに見える鹿児島駅前よりやってくる電車。 |
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水族館口すいぞくかんぐち 【I03/N03】 |
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市役所前より水族館口に向かう電車の最後尾から撮影。 |
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折り返し線1990年訪問時にあった、市役所前-水族館口間の交差点から山側方向に延びていた折り返し線。1985年に廃止された上町線の一部区間を残して折り返し線として利用していたようで、当時は市役所前止まりだった電車の折り返し用に利用されていた。その後全ての電車が鹿児島駅前発着となってこの線も撤去されたらしい。 |
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市役所前しやくしょまえ 【I04/N04】鹿児島市役所のほか、地方検察庁や合同庁舎などの最寄り駅。城山公園もここで下車して北西方向に歩いていく。 |
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朝日通あさひどおり 【I05/N05】停留場の左右にアーケードの屋根が連なる。 |
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いづろ通いづろどおり 【I06/N06】この辺りで、路線は90度方向転換する。 |
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交差点を90度曲がっている場所で撮影した写真。 |
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天文館通てんもんかんどおり 【I07/N07】 |
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高見馬場たかみばば 【I08/N08】この停留場で、県道20号線上を走る1系統と鹿児島中央駅前を経由する2系統に分かれる。写真は高見馬場付近を走る低床車。
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1990年訪問時の高見馬場停留場。停留場の先で二手に分かれており、左手が鹿児島中央(当時は西鹿児島)駅前方面、右手が鹿児島駅前方面となっている。 |
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甲東中学校前こうとうちゅうがっこうまえ 【I09】 |
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新屋敷しんやしき 【I10】 |
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武之橋たけのはし 【I11】 |
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二中通にちゅうどおり 【I12】2015年5月までは交通局前停留場であり市電の車庫もここにあったが、交通局の移転に伴い現在の名前に改称。 |
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市電車庫の車庫見学1991年に当時ここにあった市電の車庫を大学のサークルで車庫見学させていただいた時の写真。連接車両を興味深く見学する私たち。 |
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車庫にずらりと並ぶ路面電車の車両。敷地内にはパンタグラフとタンクらしきものだけの謎の事業用車両があった。 |
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荒田八幡あらたはちまん 【I13】 |
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騎射場きしゃば 【I14】 |
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鴨池かもいけ 【I15】 |
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郡元こおりもと 【I16】高見馬場で二手に分かれた市電の2路線が再びここで合流する。
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郡元(南側)こおりもと 【I17】 |
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涙橋なみだばし 【I18】 |
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南鹿児島駅前みなみかごしまえきまえ 【I19】指宿枕崎線との乗り換え停留場。指宿枕崎線とはこの辺りから終点まで並走する。
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二軒茶屋にけんぢゃや 【I20】 |
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宇宿一丁目うすきいっちょうめ 【I21】 |
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脇田わきだ 【I22】指宿枕崎線の宇宿駅に隣接している。
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笹貫ささぬき 【I23】 |
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上塩屋かみしおや 【I24】 |
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谷山たにやま 【I25】夕暮れ時に訪れた1990年の谷山停留場。指宿枕崎線にも谷山駅があるが、永田川という小さな川を隔てて700メートルくらい離れている。 |
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上の写真と反対側から撮影。 |