名古屋ガイドウェイバス

(ゆとりーとライン)

大曽根-小幡緑地

 6.5km)

2001年3月に開業。名古屋市街の渋滞を回避するために建設されたバス専用道路ですが、専用道にはガイドレールを、車両には案内車輪を装備してバスのハンドル操作なしに走行を可能とした専用軌道としたので、日本の法律では「鉄道」とカテゴライズされて今に至ってます。実際に駅の様子は鉄道そのもので、軌道は「新交通システム」にも転用可能な構造をしているとか。路線名は「ガイドウェイバス志田味線(しだみせん)」と言います。

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン) 大曽根-小幡緑地 6.5km

大曽根

おおぞね 【Y01】

地下鉄の大曽根駅を降りて地上に上がると、目に留まるのはガイドウェイバスの大曽根駅とそこから伸びる高架線。見た目は新交通システムの駅そのもので、ここからバスが発車しているとはとても思えず。

乗換(JR) 中央本線(塩尻-名古屋)
乗換(私鉄) 市営地下鉄名城線名鉄瀬戸線

大曽根駅前を通る大通りの上空を、バスの専用軌道がまっすぐと伸びている。

大曽根駅ホームからナゴヤドーム前矢田駅方面を撮影。専用軌道というか道路そのものが伸びてる感じ。両側にガイドレールが付いているのがガイドウェイバスの軌道の特徴。

バスに乗って大曽根駅を出発。やがて車窓にナゴヤドームが見えてくる。

ナゴヤドーム前矢田

ナゴヤドームまえやだ 【Y02】

ナゴヤドームの最寄り駅。開業前はガイドウェイバスは「大幸」、隣接する地下鉄の駅は「矢田」という駅名だったが、現在はどちらも現駅名に統一されている。写真のバスは名鉄のバスだが、2009年10月に名鉄とJR東海バスはこの路線から撤退して、今は名古屋市交通局だけがバスを運行している。

乗換(私鉄) 市営地下鉄名城線

バスの車体から顔をのぞかせている案内車輪を撮影。

大曽根に向かって専用軌道上を走り去っていくバス。

ナゴヤドーム前矢田駅駅舎

ガイドウェイバスのナゴヤドーム前矢田駅駅舎。駅はナゴヤドーム方面へのデッキと直結している。

砂田橋

すなだばし 【Y03】

ナゴヤドーム前矢田駅の端から見える次の砂田橋駅。直線の軌道上に両駅があって距離は600メートル。大曽根から砂田橋まで地下鉄名城線と地下と高架線上で並走している。

乗換(私鉄) 市営地下鉄名城線

守山

もりやま 【Y04】

名鉄瀬戸線との乗換駅。駅の直前で瀬戸線の上空を通過する。

乗換(私鉄) 名鉄瀬戸線(守山自衛隊前駅)

金屋

かなや 【Y05】

川宮

かわみや 【Y06】

川村

かわむら 【Y07】

白沢渓谷

しらさわけいこく 【Y08】

小幡緑地

おばたりょくち 【Y09】

ガイドウェイバス路線の終点。ではあるが、バス路線としてはここから一般道に降りて志段味・高蔵寺駅方面へと続いている。駅の先にさらに専用道は続き、その先で高架線上から一般道へと降りる。

小幡緑地駅を出発して、一般道へと向かうバス。

こちらは一般道を走って小幡緑地駅に到着したバス。当時運転していたJR東海バスの車両。

大曽根駅方面に向かうバス専用道。

小幡緑地駅駅舎

小幡緑地駅の高架駅の駅舎。駅の背面(東側)には駅名になった小幡緑地の公園があり、緑一色に見える。

小幡緑地駅のモードインターチェンジ

小幡緑地駅の先にある、「モードインターチェンジ」と呼ばれる高架線から地上道路への接続部分。ちょうど地面に接するところでガイドレールも途切れている。

小幡緑地駅から降りてきたバスを撮影。この先バスは普通のバスとして一般道を走り去っていった。




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