JR西日本の若桜線を引き継いで開業した第三セクターの鉄道です。「わかさくら」ではなく「わかさ」鉄道。約半数の列車は郡家駅からJR因美線に乗り入れて鳥取駅までを結んでいます。2008年には駅や若桜駅の転車台などが一括して国の登録有形文化財に登録されました。
|
若桜鉄道 郡家-若桜 19.2km |
|||
郡家こおげJR因美線の郡家駅が若桜鉄道の起点。約半数の列車が郡家より先へ因美線を経由して鳥取駅まで乗り入れている。線内を走っていたのは「昭和」と掲げられた観光列車だった。なお、本文の写真は2020年訪問時のものだが、若桜鉄道には2006年にも訪問しているのでその時の写真はこちらをどうぞ。
|
|||
|
観光列車「昭和」の車内の様子。木目調の壁にチェック模様のシート、シートシートピッチ広めのボックスシートには中央にテーブルもあり、冷房も程よく聞いていて快適な車内。 |
|||
|
郡家を出て因美線と別れる。この先の八東川を渡った先までは因美線と300-400mほど離れたところを並走する。 |
|||
|
分かれた因美線と若桜鉄道の間にあるのは、次の駅名にもなっている県立八頭高校。 |
|||
八頭高校前やずこうこうまえホームの壁が最近新調されたような駅。郡家から当駅までの普通運賃は100円となっており、大阪の北大阪急行初乗りと並んで鉄道では一番運賃の安い区間となっている。 |
|||
八東川を渡る八頭高校前を出て、この先若桜鉄道と並行する八東川を渡る。川を渡った先で東の方に進路を取る。 |
|||
因幡船岡いなばふなおか昭和4年の建築で、登録有形文化財に登録されているという駅舎とプラットホーム。駅のホームに秤のようなものがあった。 |
|||
隼はやぶさかっこいい名前の駅名とは対照的に古き良き時代の建物という雰囲気の駅舎がある。こちらも登録有形文化財に登録されている。改札口が木製の柵になっていた。 |
|||
|
片面のホームは庭のような雰囲気。 |
|||
|
駅構内には、ED301電気機関車と客車が静態保存されていた。 |
|||
安部あべ赤い屋根の駅舎。こちらも登録有形文化財に登録されている。駅名は近隣2地区の駅名争奪戦の結果できた合成名で、「安部」そのものの地名があったわけではないらしい。 |
|||
|
古き良きホームと駅舎とは対照的に明らかに最近できたと思われる2番線の線路とホームがある。過去の写真を見たら2006年には存在しなかった。 |
|||
八東はっとう沿線を流れる川と同じ名前の駅。こちらの駅舎も登録有形文化財に登録。交換可能駅だが交換可能となったのは5カ月前の事だったみたい。 |
|||
|
駅の留置線に停められていた車掌車の車両。隼駅に続いてまた懐かしい車両に出会った。 |
|||
八東川を渡る(2回目)八東と徳丸の間で、2度目の八東川を渡る。 |
|||
徳丸とくまる八頭高校前駅と同じような雰囲気の壁の駅。 |
|||
|
ホームから付近の道まで、ホームから長く伸びる連絡通路が目に留まる。 |
|||
丹比たんぴこちらも古くて渋い駅舎が目を引く。ここも登録有形文化財に登録。駅名が「ぴ」で終わるのは日本で唯一この駅だけとか。 |
|||
|
改札口には「みんなで乗ろう若桜鉄道」の文字。 |
|||
|
ホームの一部は隣接する道路に直結している。そしてホームにささやかに作られていた花壇。ホームに花壇が作られているのは、その路線が地元に大切にされていることを示すバロメータのような気もする。 |
|||
八東川を渡る(3回目)丹比から若桜の間で3度目の八東川渡河。以後、終点まで比較的川に近いところを走っていく。 |
|||
間もなく若桜そして再び青い客車や車庫で休むディーゼルカーなどが見えてくるとまもなく終点の若桜駅。 |
|||
若桜わかさ若桜駅の終点。300円の入場料を払うと駅構内の転車台や蒸気機関車を間近で見学することができる。短い待ち時間の間に見て回った駅構内の車両や施設の数々はこちらのコーナーにて。 |
|||
|
若桜駅停車中の列車。小写真は構内見学用とは別の通常の駅の入場券。 |
|||
|
駅の改札口頭上にあった運賃表と時刻表。 |
|||
|
駅舎内のラウンジ。要は待合室なのだが、部屋の装飾や「ラウンジ」という名前に高級感を感じる。 |
|||
|
駅舎の中で店を構えていたカフェ。 |
|||
若桜駅駅舎若桜駅駅舎。もちろんここも登録有形文化財に登録されている。 |
|||
若桜小唄駅前で見かけた若桜小唄の碑。何気に作詞者が野口雨情。 |
ROOM-P内検索
2006年訪問時の郡家駅の若桜鉄道の列車。この時は観光列車デビュー前で水色+赤の2色の割と普通の雰囲気のディーゼルカーが活躍していた。
駅の壁が改修前だった八頭高校前駅。2006年当時の郡家-八頭高校前の運賃は破格の60円。鉄道運賃単独トップの安さだった。
八東川を渡る緩くカーブした橋を撮影。
因幡船岡駅。2020年度訪問時とほとんど変わりのないホーム。
隼駅。当時の駅には機関車も客車の姿も無かった。
八東川のそばを走る区間。
安部駅。当時はホーム1本だけで2番線の姿はどこにも無かった。
八東駅。この駅も当時はホーム1本だけ。この先途中駅はどこもホーム1本だけの駅ばかりで、若狭鉄道はつい最近まで途中で列車交換できる駅が1駅も無かったことに気づく。
徳丸駅。八頭高校前駅と同様に、この駅も駅の壁が改修前。道路に延びる長い連絡通路は当時からあった。
2006年訪問当時は3月の訪問だったので、遠くに見える山々にはまだ雪が残っていた。
丹比駅。駅のたたずまいはそのまま。まだ花壇は無かったみたい。
同じく丹比駅。
終点若桜駅。構内は広いが、今思えば当時はまだ飾りっ気の全くない駅だった。
駅の向こう側に留置されている車両が見える。
若桜駅到着直前の車庫や留置線の様子。
朽ちかけていた若桜駅の駅名標。
留置線に停まっていた車両。前面に「さくら1号」とある。
若桜駅の構内。給水塔やターンテーブルは当時からあったが、役目を終えてから手付かずの状態だったみたい。
帰りに買った乗車券は「普通乗車券」と印刷された定期券大の軟券に駅名をゴム印で押すタイプの券だった。
2006年の若桜駅駅舎。2020年と比べると建物自体は変わらず、後に窓枠や壁の改修が行われたように思われる。
若桜駅構内を見学するために買い求めた入場券。この他、窓口で「入場許可書」を首から下げて若桜駅構内に入る。
若桜駅最大の目玉のC12型蒸気機関車。4月から12月の主に第2第4日曜日にSLの展示運転が行われるらしい。この日はここでお休み。
蒸気機関車と、背後に立つ給水塔。
蒸気機関車の隣に控えていたディーゼル機関車DE16。
若桜駅の構内から撮影した、駅に停まる列車と留置中の車両。青い客車はSLに引っ張られて使われる予定だったのだろうか。
若桜駅構内のもう一つの目玉のターンテーブル。
同じくターンテーブルを別の角度から撮影。
ターンテーブルの先の車庫で休んでいた貨車。
木島虎蔵さんの略歴を記載したパネル。貨車の休む車庫の扉の横にあった。国鉄若桜線開業に尽力した人だそうだ。
若桜鉄道沿線活性化協議会活動の活動内容が記載されたパネル。こういう沿線の協議会や自治体の支援があってこそ、ローカル私鉄は残り続けることが出来るのではないかと。
本線の沿線上の脇、横取線の先にある小屋の中には軌道自転車などの保線車両の姿があった。
ターンテーブルから伸びる線路の脇に取り付けられていた乗降用タラップ。
様々な車両や施設があった若桜駅の先に延びる線路のどん詰まりには、ラッセル車両の姿があった。