岩村醸造と岩村の街

岐阜県恵那市岩村町

過去2回の明知鉄道訪問の際に、2回とも下車して訪れた岩村醸造と岩村の街歩きで撮った写真をまとめました。岩村醸造は店舗入口から奥の酒蔵まで、トロッコのレールが続いているのが鉄ちゃんの心をくすぐります

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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岩村醸造

岩村醸造

岩村駅より徒歩約15分。岩村の街中にある1787年(天明7年)創業の造り酒屋。味噌や醤油も製造していた時代もあったので社名が「醸造」となっているとのことだが、今は酒造り専門となっている。

移動 明知鉄道岩村駅へ

2年後の2000年にも訪問。暖簾の青色が少し明るくなっていたみたい。

トロッコのレールを追う

店舗に入って鉄ちゃんの目に即座に留まるのが、床に敷かれた2本のレール。酒瓶を乗せた台車の姿もあった。レールは建物の奥の方へと伸びており、感動して写真を撮りまくった。

店舗入口からレールに誘導されるように、奥へと進んでみる。

「ウナギの寝床」と言われるような奥行きのある敷地の床をひたすら進むレール。

やがてレールは店舗の建物を抜け、中庭を通過していく。レールはまだまだ続く。

振り返って店舗の方向を見る。中庭の傍らを通り過ぎていくレール。

レールに誘導されるように建物の奥へと入ると、そこにあるのは蔵開きの酒の試飲会場。お酒の飲みやすさもあって、ふるまわれていたお酒を1杯ずつ頂いてしまった。会場にてできあがったおじさん共が大声で談笑している。試飲後、飲んだ中で一番気に入った酒を土産として自宅に配達してもらう手続きをした。

蔵開き試飲会場にてふるまわれていたお酒。

トロッコの線路は試飲会場を過ぎてその先へと進んでいる。初回訪問時は試飲会場等の先は扉が閉ざされていて確かめることが出来なかった線路が、2回目にはさらに進む先を見ることが出来た。試飲会場のある建物を出た先で、カーブで緩い坂を下って隣の建物へ入っていくレール。

先の建物に中に入ると麹室や大きな酒絞り機の道具などを解説付きで見学することが出来た。建物の中は暖房が無いに等しい状態なのでとにかく寒かった。

ここまで続いていた線路を振り返る。

酒の貯蔵タンク

さらに奥には酒が貯蔵されたタンクが沢山。

麹室

麹室。酒造りの心臓部ともいえる重要な部屋で、温度・湿度管理が厳しくもちろん入ることはできず。

岩村の街歩き

岩村の青い暖簾

そして岩村の街を歩く。'元は女城主の城下町だったという事もあり、岩村の街を歩くと家々の軒先に青い暖簾が掲げられていて、暖簾の丸い白抜き部分に家の女将さんの名前が書かれている。

JAの建物にも青い暖簾がかかっていて統一感ばっちり。誰の名前が書かれているのだ?……と思ったら「JA」とだけ書いてあった。

かんから屋(かんから餅)

岩村駅から岩村醸造に行くまでの間に寄り道した「かんから屋」。ここで昼食の肉うどんとかんから餅を食べてきた。

お昼に頂いた肉うどん。小写真はお店のメニュー。

そして名物かんから餅を頂く。5人で店に入ったらしい。

岩村の街歩き

岩村の街を歩いている時にお目にかかったピエロ。手に持っているスケッチブックの文言を見ると、こことは別の居酒屋か食事処の宣伝みたいだけど。

松浦軒本店

岩村醸造を訪れた後に訪れたはす向かいのお店。店先に「カステーラ」と書かれたお店で、お土産のカステーラを購入。

眼病一切に良し

たぶん薬屋さんの店先で見かけた、相当前の時代のものと思われる目薬の宣伝のパネル。陸軍横井先生方剤の眼病一切に良い五福目薬。

高札

街で見かけた高札場。江戸時代に法度や掟書などを書いた木の板を高い所に掲示した施設。今だと役所の掲示板で見る公告みたいなものかな。

イラスト入りマンホール

「女城主の里」と岩村城がデザインされたマンホール






岩村醸造と岩村の街