三岐鉄道 

北勢線

西桑名-阿下喜

 20.4km)

訪問時は「近鉄北勢線」でした。桑名駅に隣接する西桑名より、員弁川沿いに阿下喜までを結ぶ線路幅762mmの特殊狭軌の路線です。同じく762mm仲間の内部・八王子線より一足先に近鉄から離れて2003年4月に三岐鉄道に運営が継承されました。2004-2006年頃には駅の統合と整理も行われているようです。
以下の写真は、近鉄北勢線時代に撮影したものです。

↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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北勢線 西桑名-阿下喜 20.4km

西桑名

にしくわな

JRや近鉄・養老鉄道の乗り入れる桑名駅からは一旦外に出て、駅から続く連絡通路を歩くと桑名駅の東側に北勢線のホームがこじんまりとあった。桑名駅の歩道橋より駅に停車中の小ぶりな列車を撮影。桑名駅の東側に位置するのに西桑名駅というのも妙だが、かつて所在地が西桑名町にあった名残らしい。

乗換(JR) 関西本線(名古屋-亀山)(桑名駅)
乗換(私鉄) 近鉄名古屋線(桑名駅)養老鉄道(桑名駅)

車止めのすぐ先が歩道なので、真正面から列車の撮影が出来た。ただしここからホームには入れず、列車に乗るには写真左手にある駅舎からホームに向かう。

北勢線西桑名駅の入口

西桑名駅を発車

北勢線の列車に乗り発車。築堤を上がりJR・近鉄線の上を越えて西へと進む。小ぶりな車両のために車内は狭くて、立っていると天井がすぐ上に迫ってくる。そんな車両の一番後ろに立ち、以下、通り過ぎる駅を全て写真に納めていった。

馬道

うまみち

最初の停車駅は上下列車の交換可能駅。西桑名駅は構造上列車が1本しか入ってこれないが、ここでは行き違い可能。

西別所

にしべっしょ

国道258号線をくぐってすぐの所にある駅。写真奥に国道258号の築堤が見える。

蓮花寺

れんげじ

撮影当時はカーブを曲がったところにあった駅。2008年に西桑名方面に130mほど移転しているとのこと。

在良

ありよし

この漢字表記で「ありよし」と読む。東名阪自動車道のすぐそばにホームがある。列車交換待ちのため少しの間停車していたので、その合間にホームにて列車を撮影。

そして対向列車と同時に駅を出発していった。

旧・坂井橋駅
さかいばし

ここから先、駅の移転・統合・廃止が目白押しで、近鉄北勢線時代に撮影した全駅の中で実に7駅が姿を消している。最初の駅はこの坂井橋駅で、駅名の通り員弁川に架かる坂井橋のすぐそばに駅があったが、2005年に500mほど西側に星川駅が出来る代わりに廃止となっている。

星川

ほしかわ

七和

ななわ

上下列車交換可能駅。西桑名行きの列車とすれ違ってさらに先へ。

穴太

あのう

ここより桑名市を出て員弁郡へと入る。まっすぐ続く直線区間に片側のホームが一つ。

旧・六把野駅
ろっぱの

六把野駅は2005年に隣の北大社駅と統合される形で東員駅が出来て、代わりに廃止となっている。旧六把野駅から新しくできた東員駅までは600mほどの距離。

東員

とういん
北大社信号場
きたおおやしろ

こちらも東員駅に統合される形で2005年に駅は廃止となったが、車両基地などがある関係で信号場としては今でも残っている。訪問当時は折り返し線や車庫への引き込み線もある運転上の主要駅で、列車はここで10分も小休止していた。その間にホームで写真を撮ったり入場券を買い求めたりして過ごしていた。きっかり1時間おきに走る阿下喜行き列車の中で他より10分早い30分西桑名発の列車に乗ったのだが、ここで時間稼ぎするため結局終点は他と同じ35分着だった。

他にはない2面3線のホームを構える駅。これだけの設備を持つ駅が、路線自体は存続しているのに廃止されてしまうというのもちょっと驚き。

駅舎へのアプローチは他の駅と同じくホームから続く構内踏切を渡るタイプ。

西桑名駅へと続く線路。当時北大社駅止まりの列車が半分くらいで、ここから列車本数が少なくなってさみしくなっていた。

旧・北大社駅駅舎

停車時間の合間に撮影した北大社駅駅舎。奥には変電所と車両基地がある。変電所と車両基地は今でも健在だが、駅舎は取り壊され更地になったらしい。

旧・大泉東駅
おおいずみひがし

こちらは一つ先の長宮駅と統合されたため、六把野や北大社より1年ほど早く2004年廃止。かつては交換設備もあったようだが、訪問当時はかつて交換可能駅だった名残か、妖しく曲がるレール1本だけのホーム片面の駅だった。大泉駅はここから300メートルほど先に出来ている。

大泉

おおいずみ
旧・長宮駅
ながみや

大泉東駅同じく、駅が統合されて2004年廃止。こちらは大泉駅から500mほどのところにある。

楚原

そはら

途中駅最後の交換可能駅。ここから先阿下喜まではずっと単線の線路が続く。

旧・上笠田駅
かみかさだ

楚原から阿下喜までの間も途中2駅ほど廃止になっているが、この2駅は駅統合ではなく単純に乗客が少ないという理由で廃止になっている。上笠田駅は2006年に廃止。ラッシュ時以外ほとんど乗客がいなかったらしい。

麻生田

おうだ

駅の西側に町が広がる駅。

旧・六石駅
ろっこく

こちらも乗客の減少を理由に2004年に廃止となっている。三岐鉄道になって1年間だけの営業だった。

阿下喜

あげき

北大社を出ると、25km/hの速度制限区間も多くなり、列車ははのんびりと走り、乗客も終点に到着した時には数えるほどになっていた。当時西桑名から阿下喜までの所要時間は1時間ほど。

阿下喜駅改札口。有人の時間帯もあるようだったが訪問した時は無人だった。

阿下喜駅駅舎

阿下喜駅の駅舎。駅前にはタクシー1台が停まっていた。

終端付近から駅に停車中の列車を撮影。当時は1列車しか入ってこられない駅だったが、2006年に2列車まで入ってこられるようになったらしい。

留置線に保線用の機関車と貨車が停まっていた構内。小写真は西桑名方面に続く線路。

阿下喜駅から伊勢治田駅へ(員弁川)

北勢線阿下喜から三岐線の伊勢治田までは比較的近くて2㎞ほどの距離。ここを徒歩連絡で移動する人もそこそこいるようで、私も訪問当時に歩いて伊勢治田の駅まで移動した。そして写真は歩きの途中で渡った員弁川。

移動 三岐線伊勢治田駅へ





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