能勢電鉄 

妙見線

川西能勢口-妙見口

 12.2km)

列車もそっくりなので阪急電鉄の支線のような雰囲気も持ちつつも、「能勢電鉄」という阪急とは別会社の路線。住宅地より次第に山の中へと突き進み、妙見山の麓までの12.2キロの距離を結びます。


■主要駅リンク■


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妙見線 川西能勢口-妙見口 12.2km

川西能勢口

かわにしのせぐち 【NS01】

阪急宝塚本線と共用のホームで発車待ちをする列車。阪急と線路はつながっているが昼間はもっぱら能勢電鉄線内走行の普通列車が走っている。

直通 阪急宝塚線

日生エクスプレスの乗車目標。阪急梅田から能勢電鉄へ直通する特急列車の名称。乗車目標は阪急宝塚本線の発車ホーム側に付けられていた。

川西能勢口駅ビル

商店街や駐車場などが同居する駅ビル。

妙見支線の記念碑

駅の北口から西側の歩道に設置されていた川西能勢口-川西国鉄前の廃線記念碑。妙見線はここから今のJR川西池田駅までの路線があったが、1981年12月19日に駅周辺再開発事業のために廃止となっている。末期は700メートルしかないこの区間だけを朝夕計5往復の列車が走るのみの路線となっていた。

記念碑が設置された付近の様子。

記念碑がある道路が川西国鉄前までの路線の廃線跡かと思ったが、そうでもないらしい。道路をまたぐ高架線を走るのは、阪急宝塚本線。

絹延橋

きぬのべばし 【NS02】

妙見線最初の停車駅。ここから先、猪名川沿いを北上する。

滝山

たきやま 【NS03】

鶯の森

うぐいすのもり 【NS04】

猪名川を渡る

鶯の森を出て絹延橋から並行していた猪名川を渡る。そしてトンネルへ。かつてはトンネルを通らない路線だったようだ。

鼓滝

つづみがたき 【NS05】

猪名川を渡った直後に入るトンネルを出るとすぐに鼓滝駅。ここから多田まで、1969年に複線化される前は国道上を走る併用軌道だったらしい。

下り列車とのすれ違い。

多田

ただ 【NS06】

平野駅到着の手前で、車両基地の横を通り過ぎる。

平野

ひらの 【NS07】

車両基地の横をかすめて駅に到着。能勢電鉄の本社もここが最寄り駅。

車窓から見える能勢電鉄の車両基地。

塩川を渡る

平野駅を出て塩川を渡りトンネルへ。周りは一層山が迫る景色となる。

一の鳥居

いちのとりい 【NS08】

畦野

うねの 【NS09】

一の鳥居より長いトンネルを通過してすぐの場所にある駅。

山下

やました 【NS10】

駅の手前で日生線と妙見線に枝分かれする。この山下から日生中央への一駅だけが日生線となっているが、川西能勢口からの列車はどちらの路線にも交互に直通運転している。左右対称を成す線路とホームが真ん中で鏡を立てて見ているような眺めに見える。右へと進路を取るのが妙見線。

直通 能勢電鉄日生線

妙見線・川西能勢口行き列車の最後方の席から撮影。山下止まりの日生線の列車も折り返しの際に写真手前側に同時に進入してくるので、一瞬ぶつかるんじゃないかとちょっと焦る。

妙見口行きの列車。右側は留置線に待機中の列車。

笹部

ささべ 【NS11】

妙見線は山下から単線になる。山下駅のカーブを曲がって小さなトンネルをくぐり、線路が単線になるとすぐに笹部駅。距離にして400メートルしか離れていないが並行する道路が無いため、歩くと結構距離があるようだ。

光風台

こうふうだい 【NS12】

トンネルに挟まれた場所にある駅で、隣のときわ台と共に山の中に開発された住宅地への最寄り駅となっている。すれ違う列車は妙見口行きの列車。阪急と同じ色をした車両ばかりの中、山下から妙見口の間を折り返す列車はエメラルドグリーン一色で異彩を放つ色になっている。

ときわ台

ときわだい 【NS13】

妙見口

みょうけんぐち 【NS14】

川西能勢口より30分ほどで終点妙見口に到着。終点まで来るとあたりはすっかりのどかな景色に。駅名の通り妙見山の入口の駅だが、ケーブルカー乗り場は駅からやや離れている。

行き止まりホームの延長線上に駅舎と改札口がある。

駅に留置されている工事用車両。砂利の運搬用?

Suicaは使えません。

交通系IC利用案内についてのポスター。ICカードが使える駅ならSuicaがどこでも使える訳では無いらしい。

妙見口駅駅舎

素朴なたたずまいを見せる妙見口駅駅舎。

旅館の建物と満開の桜。妙見山への入口となる駅前には、土産物屋や食堂・旅館などが建ち、観光地の雰囲気をかもし出していた。




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