広島電鉄 

宮島線

広電西広島(己斐)-広電宮島口

 16.1km)

広島からの路面電車は西広島より普通鉄道となる宮島線に乗り入れ、宮島口までを結びます。全線に渡ってJR山陽本線と並行。停車駅が多く、広島からの所要時間はJRの倍以上かかりますが、運賃は半額近くとリーズナブル。電車1日乗車券でも乗れます。

↓左側の号線表示は宮島線の運転系統です。以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
↓左側の号線表示は宮島線の運転系統です。以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。

2号線 広島駅-広電宮島口 21.5km

広電西広島(己斐)

ひろでんにしひろしま(こい) 【M19】

西広島停車中の宮島口行き電車。広島から来た2系統の電車が宮島線へと乗り入れていく。宮島線は2系統の電車だけしかやってこないので、来る電車みんな方向幕に「2」の数字をつけている。

直通 広島電鉄本線
乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(西広島駅)

空港ロビーのような雰囲気の大きな一つ屋根を構え、開放感溢れるホーム。

広島方面。かつてはこの奥に路面電車の己斐停留場があった。西広島駅に統合されたが、今でも当時の停留場が残っている。

宮島口方面は道路を脱出して砂利敷きの線路がまっすぐ続く。

1995年の西広島駅

1995年に訪問した時の西広島駅。ホームの手前に切符売り場と改札口があり、宮島線内だけを走る床の高い一般鉄道の車両もあり、要は今よりも普通の私鉄駅っぽかった。

同じく1995年の西広島駅。広島方面を撮影。雰囲気はがらりと変わっているが、基本的な線路の配線は変わっていない。

東高須

ひがしたかす 【M20】

西広島より1キロ走って最初の停車駅に到着。

高須

たかす 【M21】

このあたりでJR山陽本線と接近。JRの方には付近には駅は無い。

山陽本線の車窓から見た高須駅はこんな感じ。

古江

ふるえ 【M22】

高須と同じく付近にJRの駅は無いが、建設予定はあるらしい。

草津

くさつ 【M23】

駅の付近には温泉は無いが神社や仏閣が多く存在。

広島行きの上り電車が到着。

草津南

くさつみなみ 【M24】

上空を走る道路は、草津沼田道路という名前の有料道路。

車両基地

草津南駅と商工センター入口駅の間には北側に車両基地(荒手車庫)が広がる。

宮島線の車両基地は山陽本線の車窓からも見える。

商工センター入口

しょうこうせんたーいりぐち 【M25】

隣に山陽本線の新井口駅があり直結。駅名は南側に広がる商工センターから取っており、山陽本線と宮島線で駅名が全く異なる唯一の乗換駅。

乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(新井口駅)

またまた山陽本線の車内から見ると、駅はこんな感じ。

井口

いのくち 【M26】

商工センター入口より西へ600mほど走ったところにある。山陽本線はすぐそばを併走。

空模様の怪しい方向に向かって一直線に突き進む(^^;)

修大協創中高前

しゅうだいきょうそうちゅうこうまえ 【M27】

八幡川の川岸に位置する駅。駅名となった鈴峯女子大は駅の北側にある。2014年3月訪問時は鈴峯女子大前という駅名だったが、2015年4月に修大付属鈴峰前改称し、さらに2019年4月に今の修大協創中高前に改称されている。

八幡川

鈴峯女子大を出るとすぐに八幡川を渡る。電車の車窓から並行する国道2号線の八幡川橋を撮影。

こちらは2015年8月訪問時に八幡川を渡る区間を撮影した写真。同じ川でも水面の高さが全然違っている。

広電五日市

ひろでんいつかいち 【M28】

商工センター入口(新井口)以来の山陽本線との乗換駅。ここも駅が一体化されて乗り換えには便利。

乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(五日市駅)

並行する山陽本線の列車から見た広電五日市駅。

佐伯区役所前

さえきくやくしょまえ 【M29】

駅名のとおり区役所は国道2号線を挟んですぐ南側にある。

そして再び山陽本線の車窓から見た佐伯区役所前駅。

楽々園

らくらくえん 【M30】

平和なムードが漂うのほほんとした名前の由来は1972年まで存在した遊園地の名前によるものらしい。今はマダムジョイ楽々園店がある場所が該当。

山陽女学園前

さんようじょがくえんまえ 【M31】

路線は広島市から廿日市市へと入る。名前となった山陽女子大は駅の東側に存在。このあたりは山陽本線とは少し離れて走る区間。2019年4月に山陽女学園前に改称。

広電廿日市

ひろでんはつかいち 【M32】

JRの駅とは隣接してはいないが徒歩3分ほどの距離。

乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(廿日市駅)

JR山陽本線と再接近し、同線の列車と並走。速さは全然かなわないけど。

廿日市市役所前(平良)

はつかいいちしやくしょまえ(へら) 【M33】

2006年6月に単に「平良」という名前から今の駅名に改称。「平良」は「へら」と読む意外に難読な駅名。

宮内

みやうち 【M34】

JRの宮内串戸駅が徒歩3分くらいのところにある。

JA広島病院前

JAひろしまびょういんまえ 【M35】

駅名のとおりJA広島病院が駅のすぐそばにある。JAの施設は全国に数あれど、駅名にJAの名前が付いているのはここだけ。

地御前

じごぜん 【M36】

ぐっと海に近づいて瀬戸内海が見えてくる辺り。次の阿品東駅までの距離は宮島線にしては長く、1.5kmある。

阿品東

あじなひがし 【M37】

2001年10月まではこちらが阿品駅だった。JR阿品駅に近い隣の駅を「広電阿品」と改称するに伴って、現在の駅になった。

雨の日の阿品東駅。

広電阿品

ひろでんあじな 【M38】

隣接してショッピングセンターなどがある。JRの駅とはやや離れているが、陸橋にて結ばれていた。

(臨)宮島ボートレース場

みやじまボートレースじょう

終点宮島口駅の手前200メートルくらいのところにある臨時駅。宮島競艇場の最寄り駅。周りにあるのは文字通り競艇場くらいで、かつ宮島口駅とも至近距離にあるためか、競艇の無い時には電車は停まらない。宮島口行き方面のホームはもっぱら降りる人しかいないためか、屋根も無い。2019年4月に現駅名に改名している。

宮島口行き電車ホームからはすぐそばに宮島口駅が見える。

西広島駅行き電車ホーム。営業日以外はホームに通じる手前の踏切が封鎖されていて中に入れない。

「宮島競艇場前」と当時の駅名とちょっと違う名前が付いていた駅の入口。

この日は競艇の開催が無くても列車が停車していた。停車中の列車の車内よりホームを撮影。

広電宮島口

ひろでんみやじまぐち 【M39】

広島駅から1時間7分、長い道のりを経て到着する終点は宮島への連絡船の乗換駅。かつては島に入っていないのに「宮島」駅を名乗っていたが、2001年にJRの駅と同じく宮島口駅に改称されている

乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(宮島口駅)宮島航路

宮島口駅停車中の列車とホーム。

宮島口駅から見た留置線と遠くに見える競艇場前駅の様子。

フェリー乗り場のすぐ近くに入口を構える宮島口駅。






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