広島電鉄 

本線

広島駅-広電西広島(己斐)

 5.4km)

広島駅から西広島まで、広島市の中心部を東西に通る路線。広島電鉄全ての運転系統の電車が走り、単行から連接車まで新旧の電車が入り乱れて走っています。線内「町」の付く駅が13駅もあり、そのうち「ちょう」と読む駅が8駅、「まち」と読む駅が5駅。地元の人でなければ全ての停留所名を正確に読める人はまずいないような。

↓左側の号線表示は広島電鉄本線の運転系統です。以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
↓左側の号線表示は広島電鉄本線の運転系統です。以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。

2号線 広島駅-広電宮島口 21.5km

1号線 広島駅-広島港 8.0km

6号線 広島駅-江波 6.0km

広島駅

ひろしまえき 【M1】

JR広島駅前に放射状に乗り場を構える停留場。電車がひっきりなしに到着しては折り返して出発していく。ちなみに停留所名は「広島駅」と、横川駅共々名前に「駅」が付くのが正式名称。

乗換(JR) 山陽新幹線山陽本線(糸崎-広島)(広島駅)山陽本線(広島-岩国)(広島駅)呉線(広島駅)可部線(広島駅)芸備線(広島駅)
乗換(私鉄) 広島電鉄皆実線
乗換(バス) バスで広島空港へ

夜の広島駅停留所。降車ホームで乗客を降ろした後の電車。

広島駅に到着する連接・低床車タイプのLRT車両「グリーンムーバ」。降車ホームが3方向に分かれているため、線路の配線がそこそこ複雑。

上の車両とは少し違うタイプのLRT車両。

京都から来ました。

斬新なデザインの電車が走っていると思えば、昔ながらのスタイルの路面電車の車両も在籍。こちらは元・京都市電だった車両。

猿猴橋町

えんこうばしちょう 【M2】

広島駅とは僅か200メートルしか離れていない停留場。後ろにはまだJR広島駅の駅ビルが見える。電車の数が多い時は広島駅停留場に到着するまで時間がかかるので、終点まで電車に乗らずに、こちらで降りて広島駅まで歩く方が早い時もありそう。

グリーンムーバと名前の付いた電車が通り過ぎる。電車の長さが明らかに停留場のホームより長いような。。

サンフレッチェ広島のラッピング電車を発見。

荒神橋

猿猴橋町を出ると荒神三叉路を右折し、荒神橋を渡る。ちなみに広島電鉄本線は猿猴橋町の停留場はあっても猿猴橋は渡らない。

的場町

まとばちょう 【M3】

停留場の手前で広島港へ直行する皆実線と分かれる。停留場は本線と皆実線で別々に設けられていた。

乗換(私鉄) 広島電鉄皆実線

稲荷町

いなりまち 【M4】

広島駅から直進している大通りを横切って到着。広島駅よりここまで、広電はやや遠回りをしている感じ。

銀山町

かなやまちょう 【M5】

京橋川を渡って市内の繁華街へと差しかかる。「かなやま」という読みでありながら「金山」ではない。日本の地名って難しいね。

胡町

えびすちょう 【M6】

えびすという読みでありながら、「恵比寿」でも「戎」でもない。日本の地名って……(以下略)。交差点を挟んで上下のホームは大きく離れているが、逆に隣の八丁堀停留所とはえらく近い距離にある。

すぐ隣は八丁堀です。

胡町の上下ホームに見えて写真手前は八丁堀の紙屋町方面行きホーム。写真奥は胡町の広島駅方面行きホーム。

胡町停留場の近くにあった歩道橋から見るとこんな感じ。相生通りのど真ん中を通る広電の、写真手前から胡町、八丁堀、立町のホームが見える。

夜の繁華街を行く電車。

八丁堀

はっちょうぼり 【M7】

東京とは違ってばっちり地上にある八丁堀。ここから白島線が分岐する。白島線のホームは白島通りに入ったところにあった。

直通 広電白島線

八丁堀手前で撮影した前方展望。この辺りは相生通りをひたすら直進している。

立町

たてまち 【M8】

相生通り真っ只中の停留場。この辺りは200-300メートルという至近距離に停留場がある。

雨の街をゆくグリーンムーバ。

紙屋町東

かみやちょうひがし 【M9】

交差点を挟んで両側に停留場があり、手前が東で奥が西。電車は両方に停車する。東西停留場の間から宇品線の路線が分岐している。

直通 広電宇品線
乗換(私鉄) アストラムライン(県庁前駅)
下車 広島城へ

ホームは非常に長い。連接車2台分が停まれるらしい。

3号線 広島港-広電西広島 9.2km

6号線 広島駅-江波 6.0km/7号線 横川-広電本社前 4.5km

紙屋町西

かみやちょうにし 【M9】

交差点を渡って続いては西の停留場に向かう。路線図では両停留場が独立して記載されているが、東西で同一の停留場扱い。

直通 広電宇品線
乗換(私鉄) アストラムライン(県庁前駅)
下車 広島城へ

原爆ドーム前

げんばくどーむまえ 【M10】

ユネスコの世界遺産にも登録された原爆ドームと平和記念公園の最寄り駅。停留場に着く前に車内に鐘の音が響く。原爆ドームは広電の車内からも見る事が出来る。

下車 広島平和記念公園・原爆ドームへ

外国からの観光客にも分かりやすく、停留場には大きく4ヶ国語表記。英語は停留所名の単純なローマ字読みでは無い英文表記になっている。

相生橋

原爆ドームそばの相生橋。夕暮れ時の橋を電車が行く。

春に訪れたら川沿いのが満開だった。

本川町

ほんかわちょう 【M11】

相生橋を渡った先の停留場。歴史を紐解けばここより南の方へと進み、堺町という停留場を通って小網町方面に抜けていたことも。

6号線 広島駅-江波 6.0km/8号線 横川-江波 4.3km

十日市町

とおかいちまち 【M12】

相生通りを走る区間はここまで。本線はここで左折して寺町通りを行く。右折して横川駅へと向かうのは横川線。

直通 広島電鉄横川線

土橋

どばし 【M13】

寺町通りの走行は一駅のみ。本線は今度は右折して小道を進む。ここでは引き続き寺町通りを南下する江波線と分岐する。

直通 広電江波線

ドイツから送られてきた200型ハノーバー電車とすれ違う。車体に「姉妹都市ハノーバーから広島市民の皆様へ心をこめて」とメッセージが刻まれていた。

小網町

こあみちょう 【M14】

大通りから一転し、急に小道を走り出す。小網町の停留場はホームも無く「電車のりば」とペイントされたスペースがあるのみ。

天満川を渡る

小網町を出てすぐ天満川を専用橋で渡る。広島電鉄本線の唯一の専用軌道区間。

天満川を渡って天満町方面に向かう電車。

1995年の小網町-天満町

小道を走る電車の姿に惹かれてわざわざ電車を下車して撮った写真。1995年当時の写真だが、周りの建物が若干変わっている以外大きな変化が無いような気も。。

同じく1995年に撮影した宮島行きの電車。今では行き先が宮島から広電宮島口に変わっているが、駅の場所は当時と変わっていない。

天満町

てんまちょう 【M15】

小道走行真っ只中。小網町と違い一応ホームはあるがえらく幅が狭い。

観音町

かんおんまち 【M16】

天満町と同じく幅の狭いホームが設置されている。ここから再び大通りへと出る。

西観音町

にしかんおんまち 【M17】

中広通りから右折して平和大通りに入ったところに停留場がある。

福島町

ふくしまちょう 【M18】

平和大通りの西側に位置する。隣の西観音町は「まち」だが、こちらは「町」を「ちょう」と読むのが何とも。

新己斐橋

広島電鉄本線で一番長い橋を渡ると、本線の終点はもうすぐ。

広電西広島(己斐)

ひろでんにしひろしま(こい) 【M19】

JR西広島駅南側の少し離れた所に駅を構える。かつては西広島駅の手前に己斐停留場があり、市内線はそちらの停留場に停まっていたが、現在では一つの駅に統合され市内線折り返しの電車も西広島駅まで乗り入れてくるようになっている。

直通 広島電鉄宮島線
乗換(JR) 山陽本線(広島-岩国)(西広島駅)
旧・己斐停留場
こい

1995年当時の己斐停留場。広島方面を撮影。市内線の電車はここで停車し、己斐折り返しの電車は西広島駅へは入らない運用だった。

同じく己斐停留場より西広島駅を撮影。当時西広島駅にはホーム手前に改札口があった。

そして現在の己斐停留場があった辺り。ホームは現存しているが線路側はフェンスが張られ、駐輪場として利用されている。


【宿泊宿リンク】

【広島駅】ヴィアイン広島

広島駅隣接のロケーションのホテル。駅までほとんど屋根伝いに行けるのうれしい。ネットも利用できる清潔感あふれるホテルでした。

【広島駅】ホテルJALシティ広島

広島駅から徒歩10分くらいの場所にあるホテルです。駅からやや離れた場所にありますが、宿泊でJALマイルがたまります。






本線 広島電鉄