元々は嵯峨野線(山陰本線)の一部だった旧線を活用したトロッコ観光鉄道です。嵯峨野線の方は保津峡ぶち抜きのトンネルが完成したことによりスピードアップが実現しましたが、不要になった保津峡沿いの路線も風光明媚で捨て難いということで、1991年にトロッコ鉄道として装いも新たに開業。ここでの紹介写真は亀岡からの上り列車に乗った時のものなので多少違和感を感じるかもしれませんが、嵯峨から亀岡へ向かって写真を並べました。
嵯峨野観光鉄道 トロッコ嵯峨-トロッコ亀岡 7.3km |
トロッコ嵯峨とろっこさがJR嵯峨嵐山駅に隣接して立派な駅舎を構えるトロッコ鉄道。駅舎の中では出札口や案内窓口、待合室、土産物屋などなどが揃っている。
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駅前にはSLが展示されている。 |
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駅舎の内部トロッコ嵯峨駅の駅舎内部の様子。駅というよりは観光センターのような雰囲気を感じる。 |
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満席……午前中の下りは立ち席も含め完売。空席があるのはかろうじて上りの1本のみで後はみんな立席しか残っていないという人気ぶり。シーズン中は早めに席を確保しておかないと希望の列車には乗れないようだ。 |
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トロッコ嵯峨駅ホーム1本だけのホームに到着、大量のお客を降ろして折り返しの発車待ちをするトロッコ列車。 |
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トロッコのホームの向こう側にはJRの嵯峨嵐山駅がある。 |
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ザ・リッチ普通のトロッコ車両に交じって異彩を放っている特殊トロッコ車両「ザ・リッチ」。屋根も透明なら足元も金網張りで座席から下の様子が眺められるという開放感溢れる車両。 |
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トロッコ嵯峨駅に貼り出されていたザ・リッチの乗車心得。まじまじと読むとこの車両に乗るには相当な覚悟がいる気がしてくる(笑) |
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で、ザ・リッチの車両の床がこんな感じ。足元丸見え。うかつに物も落とせない状態。 |
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JR嵯峨野線上を走るトロッコ嵯峨から嵐山までの間はJRの線路を借りて走る。JRの方は複線だが渡り線は無く、上りのトロッコ列車は言わばJRの下り線を逆走する形で走っていく。 |
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トロッコ嵐山とろっこあらしやま再びJRの線路と別れるところにあるトロッコ嵐山駅。JR線はその先長いトンネルへ。同じ嵐山駅と言えど、嵐電や阪急の駅とはだいぶ離れているようで。 |
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保津峡下り船同じ保津峡を観光の目玉にするという意味ではライバル同士? 保津峡駅から嵐山にかけて、上り列車と川下り船が並行して走っていった。 |
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JRの橋梁遥か頭上を通るJR嵯峨野線の橋梁。平行する路線のはずがここではほぼ直角に交わり、いかに保津峡が蛇行しているかがなんとなく分かる。 |
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トロッコからの保津峡の眺め。 |
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トロッコ保津峡とろっこほづきょう元JRの駅がそのままトロッコの駅に。JRにも移転した保津峡駅があるが500メートルくらい離れているみたい。 |
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時々ちらりと見えるJRの橋梁。 |
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トロッコから見える保津峡の眺め再び。 |
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混み合う車内座席は全て埋まり、立席客も通路を埋め尽くして混雑する車内。「ザ・リッチ」は屋根もサンルーフで解放感もひとしお。 |
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トロッコ亀岡とろっこかめおかトロッコ列車の保津峡上流側の終点。線路はこの先、JRの新線と合流する手前で途切れていた。JRの最寄駅は亀岡でなく馬堀で、若干離れている。
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トロッコの駅を離れて見るとこんな感じ。そもそもトロッコ亀岡ではお客が折り返し乗車することを前提として考えているのか、JR馬堀駅からだと線路と田んぼに挟まれた小道を歩くことになる。それでも結構歩く人は多くてトロッコ駅までの小道を観光客がぞろぞと練り歩くという奇妙な光景が見られた。トロッコ亀岡駅は団体ツアーのお客もいて大混雑。 |
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カーブを描くJR線トロッコ亀岡駅から見るJR線。緩くカーブを描く築堤に沿って、JR馬堀駅に至る小道が続いている。 |
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ホームに列車入線溢れんばかりの人がいるホームにトロッコ列車が到着。 |
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到着したトロッコも大勢の客が乗っており、随分時間がかかって列車からあらかた人が降りた後、ホームの人達が乗車する。 |
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