100km近くに及ぶ長い本線の起点・豊橋は、地味にJR飯田線とホームを共用する駅。ここから伊奈の手前にある信号場（平井信号場）までは、ライバル関係にあるはずのＪＲ東海（飯田線）と所有の線路１本ずつを提供しあって複線を形成するという珍しい路線形態を取る。豊橋から平井信号場まで船町・下地の２駅があるがＪＲ飯田線専用。名鉄の列車は全ての列車が通過する。もちろん隣接する東海道本線には駅そのものが無い。

乗換(JR)	東海道新幹線・東海道本線（熱海－豊橋）・東海道本線（豊橋－米原）・飯田線
乗換(私鉄)	豊橋鉄道渥美線（新豊橋駅）・豊橋鉄道東田本線（駅前停留場）

巨大なコンコースの中に駅の入口がある。もともとは300メートルほど離れた場所に金山橋という駅があったが、JR中央本線しかなかった金山駅に1989年に東海道本線の駅も設置され、中央本線や名鉄、地下鉄などを取り込んでこのような一大拠点となった。

乗換(JR)	東海道本線（豊橋－米原）・中央本線（塩尻－名古屋）
乗換(私鉄)	市営地下鉄名城線・市営地下鉄名港線

新幹線の車窓から見える名鉄の山王駅。

駅の手前で一旦地下に潜り、ホームは名鉄百貨店下の地下にある。2005年までは新名古屋という駅名だった。多くの大手私鉄では拠点となる駅がターミナル駅（始発・終着駅）なのに対し、名鉄名古屋は途中駅。列車は到着してはすぐに発車していく。

乗換(JR)	東海道本線（豊橋－米原）（名古屋駅）・中央本線（塩尻－名古屋）（名古屋駅）・関西本線（名古屋－亀山）（名古屋駅）・東海道新幹線（名古屋駅）
乗換(私鉄)	市営地下鉄桜通線（名古屋駅）・市営地下鉄東山線（名古屋駅）・近鉄名古屋線（近鉄名古屋駅）・あおなみ線（名古屋駅）・名鉄犬山線・名鉄常滑線・空港線

東海道新幹線の車窓から見える名鉄栄生駅。急行・準急・普通列車が停車する。

ＪＲ東海道本線の尾張一宮駅に横付け。名鉄尾西線の乗り換え駅でもある。

乗換(JR)	東海道本線（豊橋－米原）（尾張一宮駅）
乗換(私鉄)	名鉄尾西線（玉ノ井－津島）

羽島方面に向かう竹鼻線・羽島線との乗り換え駅。竹鼻線より岐阜方面に直通する列車もある。

直通	名鉄竹鼻線・羽島線（笠松－新羽島）

名古屋本線のホームは１－４番線。こことは少し離れた場所に各務ヶ原線の５・６番線ホームがある。岐阜駅前の商店街の真っ只中にありＪＲ岐阜駅とは300mほど離れている。かつては岐阜市内線や田神線（美濃町線）も走っていたが2005年4月に廃止されている。岐阜市内線が廃止される３ヶ月前にそれまでの新岐阜駅から名鉄岐阜に改称されたが、廃止間近だった岐阜市内線の停留所名は最後まで「新岐阜駅前」だった。

乗換(JR)	東海道本線（豊橋－米原）（岐阜駅）・高山本線（岐阜－猪谷）（岐阜駅）
乗換(私鉄)	名鉄各務原線・岐阜市内線（岐阜駅前駅）【2005年4月廃止】・名鉄美濃町線（新岐阜・徹明町－関）（新岐阜駅）【2005年4月廃止】