JR東海 

飯田線

豊橋-辰野-岡谷

 205.2km)

豊橋より天竜川沿いに北上し、中央本線の辰野までを結びます。もとは4社に分かれていた私鉄を買収して出来た路線で、そのためか山間部を走る路線としては駅の数が比較的多いのが特徴駅。距離も200キロ近くと長いですが、途中で接続する路線もほとんど無いので、訪問時は全線乗りとおすことが多かったです。

飯田線豊橋-辰野195.7km
中央本線(JR東日本)辰野-岡谷9.5km
↓以下の全ての写真は、クリックすると拡大して見ることが出来ます。
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飯田線 豊橋-辰野 195.7km

豊橋

とよはし 【CD00】

1986年に飯田線を初めて訪れた時に豊橋駅で撮影したスナップ。飯田線と言いつつ、撮った写真は名鉄のパノラマカーの方ですみません。飯田線の列車はホーム反対側にいる水色の車両の方。豊橋から下地-小坂井の間にある平井信号所という所までは、JRと名鉄がお互い一本ずつ線路を提供し、複線として共用するというちょっと変わった運用をしている。名鉄との供用区間に途中2駅ほとあるが、停まるのは飯田線のみ。

乗換(JR) 東海道新幹線東海道本線(熱海-豊橋)東海道本線(豊橋-米原)
乗換(私鉄) 名鉄名古屋本線豊橋鉄道渥美線(新豊橋駅)豊橋鉄道東田本線(駅前停留場)

EF58+旧客で行く飯田線の旅

そしてこちらは@nifty鉄道フォーラムにて、1997年にEF58+旧型客車という編成の団体列車による「飯田線オフ」に参加した時の豊橋駅での写真。一般客も見守る中、列車が駅に到着した。

仕切りドアも無くぽっかりと口を開ける列車最後尾。オフ参加のメンバー一行が乗り込んで一息つくと、列車は定刻に発車ベルも無いまま静かに動き出した。何よりもホームの一般客の「何この列車?」と言わんばかりの表情が印象深かった。

船町

ふなまち 【CD01】

下地

しもじ 【CD02】

小坂井

こざかい 【CD03】

牛久保

うしくぼ 【CD04】

豊川

とよかわ 【CD05】

@nifty鉄道フォーラムの団体列車が豊川に到着。ここまでは複線で、今では駅番号も付いている。ここから単線となり、列車は次第に山の中へと入っていく。

乗換(私鉄) 名鉄豊川線(豊川稲荷駅)

改めて旧型客車とその最後尾を撮影。

旧型客車の車両番号

三河一宮

みかわいちのみや

長山

ながやま

江島

えじま

東上

とうじょう

野田城

のだじょう

新城

しんしろ

東新町

ひがししんまち

茶臼山

ちゃうすやま

三河東郷

みかわとうごう

大海

おおみ

小休止する列車の窓から撮影。2面3線構造の駅で国有化前は2つの私鉄の境界線駅だったそうで。

鳥居

とりい

長篠城

ながしのじょう

本長篠

ほんながしの

三河大野

みかわおおの

湯谷温泉

ゆやおんせん

三河槙原

みかわまきはら

1986年初訪問時のスナップ。駅のそばに岩肌むき出しの山が。

柿平

かきだいら

三河川合

みかわかわい

池場

いけば

東栄

とうえい

出馬

いずんま

上市場

かみいちば

浦川

うらかわ

早瀬

はやせ

下川合

しもかわい

中部天竜

ちゅうぶてんりゅう

豊橋からここまでがだいたい2時間くらい。中部天竜で列車交換待ちの時に撮影。

中部天竜駅舎

中部天竜駅駅舎。

中部天竜駅付近にて。特急「伊那路」が通り過ぎるのを見届けた。

佐久間レールパーク

1996年訪問の佐久間レールパーク。だったのだが、この日は休館で中に入れなかった。そんなわけでこの時は外から写真を撮るだけにとどまる。

そんなわけで翌年に@nifty鉄道フォーラムのオフにて改めて佐久間レールパークに入る。支給された弁当での昼食後、園内に展示されている車両を見てまわったり、資料館にある展示物を見入ったりして過ごした。

佐久間レールパークより、通りかかったトロッコ列車を撮影。

佐久間

さくま

相月

あいづき

城西

しろにし

向市場

むかいちば

水窪

みさくぼ

大嵐

おおぞれ

そして改めて@nifty・鉄道フォーラムの旧型客車の団体列車。駅に停車している間だけ、何故か「日本海」のヘッドマークが付けられていた。水窪から大嵐の間に長大トンネルがあって旧型客車ではトンネルの安全基準を満たさないという事情があり、中部天竜駅からここまでは団体列車は回送となり、参加者はここだけ一般の列車で移動していた。対向列車が遅れた関係で、5分くらい遅れての発車となった。

大嵐駅ホームにて。

両端をトンネルで挟まれた秘境駅で、客車の最後尾はトンネルの中にあった。

大嵐駅駅舎

大嵐駅駅舎。駅にいるのはみんなオフの参加メンバー。

小和田

こわだ

付近に道路が無く、駅まで来られる手段が飯田線の列車のみという線内きっての秘境駅。雅子さまご成婚時に、読みがちょっと違うが旧姓と同じ漢字表記の駅として話題になったことも。駅の近所に愛知・長野・静岡の3県境がある。

中井侍

なかいさむらい

ここから長野県へ。1986年の最初の訪問時に利用していた「信州ワイド周遊券」は、長野県をエリアに含める意図からかここからが周遊区間の入口だった。写真は鉄道フォーラムオフ団体列車でここまで来た時のスナップ。この駅は狭いホームが1本あり近所には民家があるもの、それ以外は何も無い。それでもみんな思い思いにホームに出てくつろいでいた。

ホームぎりぎりに止まる車両。

伊那小沢

いなこざわ

駅から見えるのは天竜川に架かる水神橋というコンクリートの道路橋。

鶯巣

うぐす

平岡

ひらおか

列車通過待ちの団体列車の最後尾より。ホームの無い退避線の停車だったホームに出ることはできず。そして隣を特急「伊那路」が通過していった。

為栗

してぐり

カーブを描くホームが1本ある駅。列車とホームと天竜川を撮影。天竜橋という名前の吊橋があるのも見える。

温田

ぬくた

田本

たもと

門島

かどしま

唐笠

からかさ

ホームの一部が鉄橋上にある。天竜峡から川下りして、川下りの終点に近いこの場所にあったのがこの駅だった。

金野

きんの

千代

ちよ

天竜峡

てんりゅうきょう

1986年のスナップ。列車はここで7分ほど停車したので、一度降りて入場券を買ったり写真を撮っていたりした。国有化以前は2社の私鉄の接続駅だったらしい。

天竜峡駅駅舎

そして停車時間中に一旦駅の外に出て撮影した駅舎。割と小ぢんまりとした印象を受けた。

そして旧型客車

こちらは@nifty鉄道フォーラムオフでの団体列車で天竜峡駅に到着した時のスナップ。

川路

かわじ

時又

ときまた

駄科

だしな

毛賀

けが

伊那八幡

いなやわた

下山村

しもやまむら

かなえ

切石

きりいし

飯田

いいだ

豊橋からここまで、実に129.4km、59駅。普通列車に乗り続けたら4時間弱の行程だった。地図を見ると飯田市の市街地に乗り入れるために下山村から伊那上郷の間で大回りをするような線形を描いている。なので下山村駅で列車を降りて道をダッシュして伊那上郷駅に向かうと、また同じ列車に乗れる・・・・とかいう話を聞いた。

上記の写真から10年後に訪れた時の飯田駅駅舎。1992年にこの駅舎に改築された。

桜町

さくらまち

伊那上郷

いなかみさと

元善光寺

もとぜんこうじ

下市田

しもいちだ

市田

いちだ

下平

しもだいら

山吹

やまぶき

伊那大島

いなおおしま

1986年当時の急行「こまがね6号」に乗り、伊那大島駅で対向列車待ちのためにしばらく停車していた時に撮影したスナップ。

上片桐

かみかたぎり

伊那田島

いなたじま

高遠原

たかとおばら

七久保

ななくぼ

伊那本郷

いなほんごう

飯島

いいじま

田切

たぎり

伊那福岡

いなふくおか

小町屋

こまちや

駒ケ根

こまがね

旧型客車の団体列車が駒ヶ根駅に到着した時のスナップ。

旧型国電の旅

そして@nifty鉄道フォーラムオフの2日目は、駒ケ根より1両だけの旧型国電に乗っての旅だった。列車の中に入ると靴箱があり、中はお座敷。1両丸ごと一つの部屋となっていた。車内では早速ビールやお菓子の飲み食いが始まる。

大田切

おおたぎり

宮田

みやだ

鉄道フォーラムオフの旧型国電で対向列車待ちのため小休止した時に撮影。対向式ホームに小さな駅舎がある素朴な感じの駅だったが、駅舎はこの後の1998年に改築されたらしい。私鉄時代は「みやた」と濁らなかったが、国有化されてから「みやだ」となったとか。

赤木

あかぎ
JR最勾配区間

この写真だといまいち理解しづらいが、赤木から沢渡の間のごく短い区間に40パーミルの急坂の区間がある。信越本線の碓氷峠が廃止になった今では、ここがJRの最勾配区間。

沢渡

さわんど

下島

しもじま

伊那市

いなし

1986年当時の伊那市駅。この時は伊那市駅近くのビジネスホテルで1泊した。

伊那市駅ホーム。

ホテルの窓から飯田線

泊まった伊那ステーションホテルの窓から撮影した朝の飯田線。2両編成の列車が通過していった。現在このホテルは廃業してしまって建物は廃墟になっているようだ。

伊那北

いなきた

田畑

たばた

北殿

きたとの

木ノ下

きのした

伊那松島

いなまつしま

伊那松島駅に停まる当時の天竜号。「新急行」と言われていて急行型の車内に新幹線のシートを取りつけた、当時の急行としてはグレードの少し高い列車だった。飯田線内は快速扱いだった。

伊那松島駅駅舎

伊那松島の駅舎。

松島運輸区

伊那松島駅の北にある飯田線の車両基地。@nify鉄道フォーラムのオフの最後にこの車両基地の見学をした。昨日まる1日お世話になっていたEF58と旧型客車3両の車両も、ここで留置されていた。

そして旧型国電の車両の姿も。

さわ

羽場

はば

伊那新町

いなしんまち

宮木

みやぎ

辰野

たつの

辰野に到着した天竜号。ここから急行列車として中央本線へ。

乗換(JR) 中央本線(新宿-塩尻)

1986年の辰野駅駅舎。壁には堂々と「JNR」のマークがある。当時はまだ国鉄だったのでした。

中央本線への直通運転区間 辰野-岡谷 9.5km

川岸

かわぎし

岡谷

おかや

飯田線としては辰野が終点だが、中央本線のみどり湖経由の路線が開業して以来、辰野経由の路線が支線のような扱いになったので、今はこの区間も飯田線の多くの列車が乗り入れて岡谷までを結んでいる。

乗換(JR) 中央本線(新宿-塩尻)





飯田線 JR東海