九州新幹線の開通と共にJR九州から分離した平行在来線の区間を引き継いでスタート。同じく平行区間なのに川内から鹿児島中央まではJR九州のまま残るという理不尽(?)な扱いもありましたが、レールと共に残された架線の下で、オレンジをあしらったマークを車体に付けたディーゼルカーが走っています。
肥薩おれんじ鉄道 八代-川内 116.9km |
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八代やつしろJR九州から転換した肥薩おれんじ鉄道の起点。新八代方面からの直通列車もある。JRの駅の隣に新築の駅舎を構えていて、出札・改札業務を行っているのは背中に「NPO法人 ネット八代」の文字が書かれているオレンジのジャケットを着た人だった。
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駅名標装いも新たに、会社のマーク付の駅名標を掲げる。 |
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列車はワンマン運転。駅に着く前の自動放送で、「バーコード付乗車券」という聞き馴れない言葉を耳にする。肥薩おれんじ鉄道にはそんな物があるらしい。 |
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「祝!開業」の幟肥薩おれんじ鉄道と九州新幹線の開業を祝す幟。ただ新幹線のルートから外れた街は新幹線の開業を素直には喜べないかも。 |
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肥後高田ひごこうだ |
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日奈久温泉ひなぐおんせんここにもネット八代の人達の姿が。 |
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駅を出て初めて車窓から海が見えはじめ、肥後田浦まで綺麗な海の景色が続く。 |
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肥後二見ひごふたみ |
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上田浦かみたのうら |
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引き続き、広がる海の景色。 |
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たのうら御立岬公園たのうらおたちみささきこうえん |
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肥後田浦ひごたのうら対向列車待ちのため少々停車。その間にホームで撮影。 |
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肥後田浦は対向式のホームを構えている。 |
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高台を走る区間の窓から見た街や海の景色。 |
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海浦うみのうら |
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佐敷さしき列車を降り改札口に向かう人々。 |
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1991年、JR九州の路線だった当時に訪れた時の佐敷駅はこんな雰囲気だった。 |
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湯浦ゆのうら |
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津奈木つなぎ駅の上空を九州新幹線の高架線が直角に交わっていた。 |
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新水俣しんみなまた新幹線の駅の設置に併せて新設された、八代を出て最初の新幹線との乗り換え駅。市街から随分離れたところに出来た駅だった。次の水俣までは4キロ近くの距離がある。
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水俣みなまた再び対向列車待ち。水俣を過ぎるとまた断続的に海が見えてきた。 |
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水俣駅の駅名標。 |
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袋ふくろ |
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米ノ津こめのつ |
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出水いずみ再び新幹線との乗り換え駅。この駅で折り返す列車が結構あり、この時も川内方面へは乗り換えのため一旦下車した。
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跨線橋から見た出水駅左側が新幹線の駅。真下に元JRの肥薩おれんじ鉄道のホームがある。 |
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出水駅駅舎前面がガラス張りの建物。新幹線の出水駅とは駅舎がきっちり分けられているようだ。 |
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肥薩おれんじ鉄道の車庫出水駅に併設されている車庫。通常のデザインの車両に交ざって、社名の通りオレンジがキャラクター化された車両の姿も。背後の車庫の緑色とのコントラストが湘南色を彷彿とさせる。 |
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閉鎖された駅舎閉鎖されてひっそりと佇んでいたJR在来線時代の駅舎。この隣に新しい肥薩おれんじ鉄道の駅舎、跨線橋を渡った先に新幹線の駅舎があった。 |
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1991年の出水駅上記の駅舎が現役だった頃の写真。 |
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西出水にしいずみJR九州時代の写真。近くに学校があるので、列車の発車時間が迫るとホームは学校帰りの学生で大賑わいとなった。学校が駅の裏手にあるため、駅舎のある方に回らず柵を越えて線路を渡ってホームによじ登って来る奴までいた。 |
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高尾野たかおの雨が激しく降ったり止んだりするというはっきりしない天気の時に訪問。 |
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高尾野駅ホーム雨上がりのホームにJR鹿児島本線の普通列車が到着。 |
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名誉駅長JR九州時代あった「名誉駅長」の掲示。今でもあるのだろうか。 |
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そして肥薩おれんじ鉄道になってからの高尾野駅の駅名標。 |
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野田郷のだごう駅の近所に女子校名の看板を掲げた高校があり、学生が沢山乗ってきて1両しかない車内はたちまち賑やかに。 |
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赤瀬川信号場折口-阿久根の間にある信号場。特に待ち合わせる列車も無くあっさりと通過した。 |
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折口おりぐち |
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阿久根あくね |
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牛ノ浜うしのはま |
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牛ノ浜を出て、広がる海の景色。 |
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薩摩大川さつまおおかわ薩摩大川で貨物列車を待つためにしばらく停まっていた。 |
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貨物列車を待つ間停車中の列車。上空にはJR時代から架線がそのまま残されているが、使うのはJRから貨物を引っ張って直通している電気機関車。肥薩おれんじ鉄道はディーゼルカーの列車を走らせている。 |
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再び海岸線を走行。ヤシの木の姿が南国の雰囲気を醸し出している。 |
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西方にしかた |
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薩摩高城さつまたかぎ |
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草道くさみち |
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上川内かみせんだい |
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川内せんだい新幹線停車駅・川内で肥薩おれんじ鉄道の南側の路線は終了。新幹線は鹿児島まで続くがJR鹿児島本線も復活(?)。川内から鹿児島までは再び鹿児島本線となる。
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